はっきりいって遜色なし。エアーが欲しくなった
続いてエアー。Xバンドでとめるところは同じで、バイクを乗り降りする際に、たとえばキックの位置を探したりする時、うつむくところでブレースにヘルメットが当たったりするのを感じた。さすが、ビジョンはこういうのないもんな、と思っていたんだけど、ライディングしてみるとエアーもつけてないのと変わらないのだった。
重量的には、ビジョンよりも200gほど重いことになるが、たかが200gだから肩にのせてその差を感じるようなことはない。ライディングで身体が動いたときにゆれるかというと、そんなこともない。本当に、エアーはモトクロスをする限り、ビジョンとほとんど使い勝手がかわらず、優秀その存在を忘れさせてくれるほどだった。
これは、おもいきり斜め下を向いた時。見ての通り、干渉しないのだ。
ネックブレースが世の中に出てきて、おおよそ14年ほどになるのだろうか。開発から数えて20年くらいになるはずだ。新しい装具ではもうなくなっていて、いつしか「ライディング中に、首の動きを妨げる」「邪魔だ」などの意見が散見されるようになり、ネックブレースをつける人も少なくなってきた。