1速より2速で練習しよう
以上のポイントを抑えれば、このようにストレートでカチアケ(スロットルがこれ以上回らないカチッと言うまでアクセルを開けること)ができます。
「排気量にもよりますが、まずは2速から練習することをオススメします。1速はスピードは出ませんが、パワーバンドが狭く、出力特性がピーキーなので危険だし、実用的ではありません。ただしフォームがしっかりできていれば、何速でもできます。排気量が増えるほど加速力が増しますので、より上半身を前傾にしてあげると良いでしょう。
練習はなるべくコース幅の広いクローズドのモトクロスコースで行うのが理想です。横から合流の可能性があるエンデューロコースなどでは十分に安全を確保して練習するようにしましょう」
このテクニックを動画で確認!
このフォームは2スト or 4スト、排気量に限らず同じだと言います。テクニックを磨いてコーナリングスピードをあげることも大事ですが、自分で自ずと限界を定めてリミッターを設けてしまいがちなトップスピードをあげることができれば、スピードのベースアップに繋がります。一つ上のレベルへとステップアップするために、ぜひこの壁を乗り越えてみてください!
いかがでしたでしょうか?
このライディングテクニックはIRCタイヤ様のご協力の元、シリーズ化していきます。釘村選手で全9回、さらに講師を引き継ぎ、9回のハードエンデューロテクニックも予定しています。全テクニックで動画をIRC様のYOUTUBEチャンネルにアップロードしていきますので、チャンネル登録もぜひお願いいたします。
この記事はIRCタイヤ、井上ゴム工業株式会社様の協力をいただき、制作しています。