アメリカの楽器メーカー「ギブソン」と、イギリスのオートバイメーカー「トライアンフ」という世界的に知られる2つのブランドがコラボレーションし、それぞれ特別なモデルを製作した。

トライアンフは「ボンネビルT120」を、ギブソンは「レスポール スタンダード リイシュー」をベースにスペシャルモデルを製作

画像1: トライアンフは「ボンネビルT120」を、ギブソンは「レスポール スタンダード リイシュー」をベースにスペシャルモデルを製作

このコラボレーションのきっかけは、ギブソンのギター「レスポールスタンダード」と、同じ年に誕生したトライアンフの初代「ボンネビルT120」という、双方の歴史に残るモデルが1959年という同じ年に生まれたこと。音楽とオートバイの親和性の高さや、美しさ・高精度・高性能を追求する基本理念でも共通する両社が、パートナーとなったわけだ。

このコラボレーションは、男性のメンタルヘルスと前立腺がんに対する啓発・募金活動を目的に、世界各地で一斉に開催されるチャリティーイベント「DGR(The Distinguished Gentleman's Ride)」を後援するもの。ギブソンはヴィンテージレスポールを忠実に再現した「レスポール スタンダード リイシュー」、トライアンフは往年の名車を現代の技術で再現した現行モデルの「ボンネビルT120」をそれぞれベースに、「1959 レジェンド カスタム エディション」を製作した。

画像2: トライアンフは「ボンネビルT120」を、ギブソンは「レスポール スタンダード リイシュー」をベースにスペシャルモデルを製作

ギブソンの「レスポール スタンダード リイシュー 1959 レジェンドカスタムエディション」は、定番のサンバーストカラーを採用しながら、ボンネビルのエンジンフィンをイメージしたピックガードと手描きのコーチライン、レーザーエッチングを施したピックアップカバーなど、トライアンフ感を強調するディテールが与えられているのが特徴。ギブソンの証明書に加え、「1959 レジェンド カスタム エディション証明書」も付属する。

画像3: トライアンフは「ボンネビルT120」を、ギブソンは「レスポール スタンダード リイシュー」をベースにスペシャルモデルを製作

トライアンフの「ボンネビルT120 1959 レジェンド カスタム エディション」は、レスポールを彷彿とさせる手塗りのサンバーストカラーをボディカラーに採用。ギターネックとヘッドストックのデザインをジェットブラックで描き、職人の手になる美しいコーチライン、特製バッジやロゴを随所に取り入れるなどで、ギブソンのテイストを表現。

どちらのカスタムエディションも、個性的な美しいディテールはトライアンフのワークショップがデザインし、手作業で仕上げている。

画像: www.triumphmotorcycles.jp
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この特別な「1959 レジェンドカスタムエディション」のギブソンとトライアンフは、2022年のDGRで最も多額の寄付を集めた人への賞品となる。

2022年のDGRは5月22日に開催される予定で、事前登録はすでにスタート。正式登録と募金活動は3月28日から始まる。もちろん日本からも参加は可能で、トライアンフジャパンのホームページから登録が可能だ。

まとめ:小松信夫

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