ホンダ・ヨーロッパが開催したダックス125、モンキー125、グロムをベースに、ヨーロッパ7カ国の新進気鋭のアーティストとコラボしたカスタムマシンを公開した。各アーティストが考えたテーマに沿って製作された個性的マシンを紹介しよう。

「Hold On!」The Artist: Matt B Customs(UK)

世界的有名アーティストのエド・シーランやアリアナ・グランデ、イングランド代表でも活躍するサッカー選手マーカス・ラッシュフォードなども愛用しているカスタムスニーカーを製作するイギリスのMatt B Customsと、同じくイギリスのカスタムビルダー5FourモーターサイクルズのGuy Willisonにより製作されたグロム。

Guy Willisonによりターボ、ロングスイングアームを装着したドラッグマシンのような車体に、Matt B Customsによるカスタムペイントはドラッグ車両ならではのスピード感をイメージさせ、フロントからリアに塗料が流れ出るような雰囲気に仕上げた。

「Driving Me Mad」The Artist: Coco Dávez(Spain)

その色使いやイラスト、写真などのアートディレクションに惚れ込んだシャネル、プラダ、ディオール、ネットフリックスなど、様々なブランドとコラボするスペインのアーティストCoco Dávezが製作したダックス125は、フレームという名のキャンパスを使い、Coco Dávezならではの色使い、切り返しで誰もが目をとめてしまう作品へと仕上げた。

ペイントに負けじとUFO Garageによる極太の足まわりで常識に囚われない、ミニバイクならではの自由さを表現する1台となった。

「Monkey X Business」The Artist: BOICUT(Austria)

オーストリアのアーティストBoicutと、Titan Motorcyclesが製作したチョッパーは、なんとモンキー125がベース。モンキー125とは思え車体はフロントを長く伸し、寝かし21インチホイールを投入。

それに合わせたタンクも大胆にエグられ、カチ上がったフィッシュテールマフラーを合わせることで70年代を彷彿とさせるチョッパーに変貌させた。このスタイリングにBoicutならではの色使い、柄で今回のマシンの中でも異彩を放つ仕上がりとなっていた。

エントリーは全部で7台となっており今回は3台だけの紹介になるが、残る4台も近日紹介予定。乞うご期待!!

レポート:山ノ井敦司

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