元SKE48のメンバーにして、バイク好きタレントとしてもグングン活躍の場を広げている梅本まどかさん。そんな“梅ちゃん”の、リアルなプライベートバイクライフに迫るweb連載の第5回目です。
今回は、グロムでサーキット走行にチャレンジした時のお話です。
今日はほとんど休憩なしでずーっと走ってたね。
「休憩、しましたよ?(笑) なんか、自分では疲れるって感覚があんまりなくて、でも走ってて失敗が多くなってきたら、少し休憩しようって感じでした」
タフなんだねぇ。グロムの乗り心地はどうだった?
「この間、KTMの試乗会でも125ccには乗ったんですけど、125デュークはそこまで小ささを感じなかったんですよ。でもグロムは、座る位置や、姿勢とかも普段とは全部違うので、最初はどう乗ったらいいかわかんなくて、探り探りでした。シートのどの辺に座ったらいいかもわかんなくなってたけど、『奥に座ればいいよ』ってアドバイスをもらったら、ニーグリップとか、座る位置のことはあまり意識し過ぎなくても大丈夫なんだってわかって。今までは、シートの1番前に座って、タンクの位置がどうフィットするかなって気にしてたんですよ。でも、どこに座っても安定するんだなって勉強になりました。この前、サーキットを初めて走った時は、ストレートの時に後ろに下がって伏せて…ってこと以外、全然わかんなかったんですけど、今日はコーナーの時に座る位置を調整してみたりして、なんとなく雰囲気は掴めたかな?って気がします」
今日走っていて、何が1番勉強になった?
「最初はちょっと曲がりながらアクセルを開けるのとか、怖かったんですよ。それに、まずアクセルを全開にするのも怖くて。シートの座る位置を大きく動かすのとかも、やっちゃダメだと思ってたけど、そういうことをしても、結構バイクは勝手にバランスを取ってくれるんだってわかりました。そしたら全然怖くなくなったし、気持ちよく走る……なんていうか、リズムに乗って走れたりすると楽しいんだなって実感できて。結構後半は、最初よりバイクを倒せるようになったし、ちょっとだけ地面が近くなったように感じました。あと、メーターを見ずにシフトを変えられるようになりました。なんかクセで、いつも見ちゃうんですよ」
そういえば、KTM試乗会の時の動画でも、やたらメーターを見てたね(笑)
「そうなんです、めっちゃ見ちゃうんですよ! 教習所に通ってた時はそんなクセなかったんですけど、たぶん一人で乗ってる時に、何かの拍子で気にするようになってしまって、いつも、下を見た状態でシフトチェンジしてたんです。でも今日は『見るな』って注意されて、意識しました」
今日のコーチだった、オートバイ誌の太田さんは、「想像より遥かにスムーズに速く走れるようになった」とホメてましたが、自分でも成長は感じた?
「最初は、1コーナーがどうしても怖くて曲がれなくて、でも太田さんに『もっとスピードを落として曲がれば大丈夫』と教えてもらって落としたら、そこからメリハリがついたというか、波に乗れた感じが分かって、どんどん楽しく走れるようになりましたね」
でも「あまりにもスピードを怖がらないから不安」とも言われてたけど?(笑)
「そうなんです、怖くないんですよ。だから何度か突っ込みそうになっちゃって……。ちょっとでも怖い時は絶対緩めるんですけど、大丈夫と思ったら思い切って行っちゃうので」
スピードが怖くないなら、サーキット向きっぽいね。
「はい! サーキットで速くなりたいです! あ、でも街中はめっちゃ安全運転です。基本ビビリなんで、高速道路以外じゃスピードを出さないですね。何かあったらイヤだし」
今日の特訓を経て、次は何に挑戦したい?
「次はもっと、シフトを上手に扱えるようになりたいです。少し寝かした姿勢でシフトアップする場所があったんですけど、それができなかったので。後は、コーナーをもうちょっと速く走れるようになりたいです。今日はインカムで、走りながらその場でいろいろ教えてもらったので、すごく勉強になりました。クシタニさんのレンタルツナギも着心地いいし、涼しいしで、自分のツナギも欲しくなっちゃいました。サーキット走行に初めての挑戦だったけど、本当に楽しくて、何度でも走りたくなりました。ヒザを擦れるようにもなりたいし、これからどんどん走ってみたいです!」
今回の衣装:KUSHITANI
梅本まどか オフィシャルブログ
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