ディープなモンキー秘話に興味津々
モンキーのデビューから50年という記念すべき年だった今年の春、誰も予想していなかった生産終了が突然発表。事実上のファイナルエディションである「モンキー・50周年スペシャル」が発売されることもあって、これまで以上にモンキーの注目度が高まっている。そんな中で8月26日には、東京・青山の本田技研本社1Fのウェルカムプラザ青山で「発売50周年記念 モンキー スペシャル・トークショー」が開催された。
まず最初に、スペシャルゲストの日光さる軍団がモンキーの50周年を祝福!
その後からトークショーがスタート。自らも長年さまざまな形でモンキーに親しみ、楽しんできたという、元ホンダ―ワークスライダーの宮城 光さんが司会進行を担当した。
ゲストとして、2輪R&Dセンター・デザイン開発室に所属していたホンダOBで、80年代初頭からモンキーをはじめとするミニバイクのデザインなどを手がけてきた小泉一郎氏と、
現在2輪R&Dセンター・デザイン開発室に所属、これまでにも多くのモンキーのアニバーサリーモデルの企画に携わわってきた吉村雅晴氏という、新旧モンキーの開発に深く関わってきた2人が登場。
50周年スペシャルなどの実車、私物の写真や社内向けの映像といった秘蔵の貴重な資料、そして開発者しか知り得ないエピソードをまじえながら、初代モンキー誕生の経緯からはじまり、スペシャルモンキーの元祖・東京リミテッドが何故メッキだったのかといったマニアックな話題、さらにはモンキーの魅力についてまで、話題はディープかつ多岐にわたり、会場に集まったモンキーファンは興味津々だった。
確率は500/49333…会場からも幸運な当選者が!
そしてトークショー終了後には、ある意味本日のメインイベントである「モンキー・50周年スペシャル」商談権の公開抽選会がスタート。限定500台に対して4万5333人が申し込んだというから倍率は何と90倍以上! その4万5333人分の応募カードをステージ上の大きな箱の中に用意。会場を盛り上げていたモンキーガールの2人と、
日光さる軍団の村崎太郎さんがその中から1枚づつランダムにカードを取り出して行く。時には猿の次郎が抽選に参加したりしながら、じっくり時間をかけて500人の当選者が決定した。
そして会場に詰めかけていた人たちの中から、何と当選者が2人も! 写真はその非常に幸運な2人。左側が神奈川県からおいでの大野琢也さん50歳、メッキゴリラを持っているというモンキー好き。右側で50周年スペシャルにまたがっているのが、埼玉県から来た茂木 孝さん53歳で、何とこの50周年スペシャルが初めてのオートバイになるんだとか。
500人分の50周年スペシャル当選番号は、8月28日から専用Webサイトで公開される予定。またYoutubeのホンダチャンネルには、すでにトークショーから抽選会までの様子を記録した映像がアップされていて、こちらでも番号を確認することは可能だ。