オールブラック仕様の「大人スペシャル」が登場!

デビュー以来世界中で大ヒット中のアドベンチャー、
ホンダのアフリカツインですが、流行のブラックマットカラーに
ブラックアウトした各種アクセサリーを搭載、通好みの上質でシックな
1台に仕立てた限定車が、9月から発売になりました。
その名もアフリカツイン「ファーストエディション」。

写真のスクリーンはSTDですが、販売車両は欧州ホンダ純正のスモークスクリーンを装備。
このマシンを手掛けたのは、ホンダの逆輸入車販売でおなじみのパッセージ。
日本では入手が困難な、欧州仕様のボディカラーに、
これまた入手困難なヨーロッパホンダの純正アクセサリーを採用し、
精悍で上質な雰囲気に仕立て上げた「大人のアフリカツイン」です。

ボディカラーはブラックマットメタリック。
これは欧州仕様のアフリカツインに採用されているカラーで、日本未発売のもの。
フロントまわりとエンジンをガードするガードパイプもブラックアウトされています。
フォグランプもホンダ純正で、こちらはオプション扱い。

目を惹くのが、ボディカラーに合わせてブラックマット仕上げとした
ホンダ純正のサイドパニアケース。この「ファーストエディション」に合わせて
仕上げられる特注品で、トータルで100セットしか製作されない貴重品です。

そして、限定車の証であるシリアルプレートはなんと専用のチタン製。
リアのシートレールにさりげなく張り付けられています。
この「ファーストエディション」は、パッセージの
オリジナルブランド「レガーレ」シリーズの1台で、
初のアフリカツインベースのコンプリート、という意味だそう。
MT50台、DCT50台の計100台のみが製作され、受注が100台に達した時点で
ソールドアウトとなるそうです。
気になる価格はMTが157万3000円、DCTは166万6000円。
オーダーしてから約1か月で納車予定だそうです。
また、足つきを理由に購入をためらう方のために、専用の
ナイトロン製リアショックを採用して65mmものローダウンを可能にした
「LS」もラインアップ。こちらは車両価格プラス20万円だそうです。
高い質感とタフさに磨きをかけた、他のアフリカツインとは違う1台。
詳細は次号でもご紹介しますので、そちらにもご期待ください。
(写真:南 孝幸)