タナックスが自ら生んだキャンピングシートバッグ2のライバル「グランドシートバッグ」
キャンピングシートバッグ2という大看板があるタナックスですが、2016年から、新たなキャンプツーリング向きのシートバッグを発売し始めました。
いま買うなら、こちらもありです。
それがこちら、タナックスのMOTOFIZZ「グランドシートバッグ」!!
さらに写真では同じくタナックスのサイドバッグ、MOTOFIZZ「ツアーシェルケース2」(サイドバッグ)も装備しています。
グランドシートバッグの容量は、70L。ツアーシェルケース2の容量は左右合わせて40L。つまり、このセットで容量110Lです!
TANAX MOTOFIZZ グランドシートバッグ(税抜48,000円)公式サイト
TANAX MOTOFIZZ ツアーシェルケース2(税抜31,500円) 公式サイト
僕のこれまでの経験上、積載できる容量が100Lを越えれば、「装備をコンパクトにしよう」とほとんど思わずにキャンプ装備が収納できます。
このふたつのバッグはどちらも、セミハードというのが特長です。
スーツケースのようにかっちりしているので、中身の出し入れがとってもしやすくなっています。
グランドシートバッグは、2段構造。素材は、上が高強度1680Dナイロン+PVCレザー、下がポリカーボネートと別れていますが、どちらも要は四角いケース。開口部が広くて使いやすい!
今回は、バイク雑誌『アドベンチャーズ』の岩瀬孝昌編集長が、このセットを装備し、キャンプ場へと駆けつけてくれました。
そして、どんなキャンプをするのかと思えば……まさかの野外映画館!?
「普通のキャンプ装備は、余裕で入っちゃったから、遊び要素があるものたくさん持ってきたよ」
ということで、岩瀬さんは、プロジェクターセットのほか、大容量のリチウムイオンバッテリー、ワイヤレススピーカー、テント内を冷やすパーソナルクーラー、ドローン、トライポッドなどなどいろいろなお遊びアイテムを持ってきてくれました。
100インチの巨大スクリーンがあると、ちょっとした野外フェス気分です。
バイクのキャンプでもここまでできるんです。
バッグが大きければ、その分、夢も膨らみます。
ちなみにこの装備でも、走行にはまったく問題なし。しっかりと付属のベルトでバッグを固定すれば、走行中のバッグのずれはありません。
ただ、グランドシートバッグの下部分は、シェル素材のため、中身が滑りやすくなっています。テント1個だけ入れる、とかやると中身がコーナーのたびに転がるので、気を付けましょう。(ま、そんな人あまりいないと思いますが)
2台並べると、何ともアドベンチャー感がありました。
冒険仕様になったバイクは、たくましく見えますね!
いま、超ロングツアラーには、この組み合わせが〈最強〉だと話題に!?
ちなみに、グランドシートバッグの下半分は、単体でも販売されていて、先に紹介したキャンピングシートバッグ2と連結することもできます。
それに、ツアーシェルケース2も装着すると、容量は最大145Lに!!
これがいま、タナックスのヘビーユーザーの間でブームなんだとか!
もう、日本一周が余裕に感じるくらいの容量。
小さめの軽自動車と同じくらいに積載できそうですね(笑)。
「中華鍋で絶品チャーハンを作ってやるぜ!」とか、「どデカいタープがあるから安心して雨天決行で宴会だ!」とか、「ゴムボート持ってきたから湖上の冒険に出発だ!」などなど、何でもやれそうですね。
キャンプツーリングを快適にしてくれるのは、バッグ。そして、楽しみ方や可能性を広げてくれるのも、やっぱり、バッグ。
タナックスのバッグが、あなたをまだ見ぬ世界へ、まだ見ぬ冒険へと連れていってくれるはずです!
文:西野鉄兵/写真:関野温・西野鉄兵
TANAX 公式サイト
ご紹介した製品はこちら。公式サイトから直接お買い求めいただけます。
TANAX MOTOFIZZ 「MFK-102 キャンピングシートバッグ2」(税抜22,000円)
TANAX MOTOFIZZ 「MFK-222 グランドシートバッグ」(税抜48,000円)
TANAX MOTOFIZZ 「MFK-248 ツアーシェルケース2」(税抜31,500円)
TANAX MOTOFIZZ 「MFK-242 ツアーシェルケース2」(税抜30,240円)