2024年11月10日(日)に、スズキ本社内に設けられた特設会場で「Vストロームミーティング2024」が開催! 全国から1173台を超えるVストロームファンが一同に集ったミーティングレポートをお届けします!

10周年イベントに1000台を優に超えるファンが全国から駆けつけた!

画像1: 10周年イベントに1000台を優に超えるファンが全国から駆けつけた!

Vストローム・ファンにとっては年に一度のお楽しみイベント「Vストロームミーティング2024」が11月10日(日)に開催されました。

今回のVストロームミーティング2024のイベント会場は、例年同様に「スズキ浜松本社」内の特設会場。スズキファンにとっては第二の故郷に帰ってくるような気持ちで参加できる貴重なイベントです。

2014年から第一回がスタートしたVストロームミーティングは、コロナ渦の自粛期間中でオンラインイベントやグッズ販売のみの年も経て、今回で10回目となる記念すべき年を迎えました。

この10年間で5機種8バリエーションにまで派生したVストロームシリーズは、スズキのラインアップの中でも最多となる人気カテゴリーに拡大。ミーティングも回を追うごとに参加者がどんどん増えて、今では1000台を優に超える大規模イベントになりました。

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ちなみに、参加するVストロームシリーズの8割以上がトップケースやサイドケースなどの大型パニアを装着しているライダーがほとんどで、Vストロームは本当に旅や冒険ツーリング好きの人が多いんだなぁ!と思わせてくれます。

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この日、事前の天気予報では少し雲行きが心配でしたが、スズキ本社のある浜松周辺は奇跡的にも雨が持ち応えてくれるほどに回復。

イベント開演時間の9:00が近づくと、全国からVストローム・ファンが続々と集まり、広大な敷地に設けられた駐車場があっという間に埋め尽くされていきました。

10周年記念Tシャツなどで大行列のオリジナルグッズ販売

やはり多くのVスト・ファンが朝早くから訪れる理由は、イベント限定グッズの購入でしょう。

限定オリジナルグッズを買い求めるライダーで長蛇の列ができるのは、スズキのミーティングイベントではもはやお馴染みの光景です。

しかも今回は「10th Anniversary」のエンブレムがカッコいい10周年記念Tシャツやフェイスタオルなどの限定グッズが手に入ることもあり、いつも以上に物販ブースが賑わっていました。

会場はまるでバイクフェス!?

画像: 会場はまるでバイクフェス!?

ステージイベントがスタートすると「みなさん、おかえりなさい!」というお馴染みの挨拶で、スズキ株式会社代表取締役・鈴木俊宏 社長が開会宣言に登壇。

画像: スズキ株式会社 代表取締役 鈴木俊宏 社長

スズキ株式会社 代表取締役 鈴木俊宏 社長

鈴木社長が「Vストロームミーティング第10回ということで、本当にみなさんの愛でここまできたのだなと思います。Vストロームを皆様のアドベンチャーのお供、相棒としてもっともっと成長させていきたいというふうに思いますのでご期待ください!」とコメントすると、会場は多くの拍手に包まれました。

縁日のように楽しめる出店ブースの数々

イベント会場には、お祭りやフェス感覚で楽しめるショッピングブースやブランドブースなどが立ち並び、まるで縁日のような賑わいに。

そして、今回特に人気だったのは義援金受付のブース。

スズキ主催のミーティングでは毎回、赤十字社への募金を受け付けているのですが、今回はVストロームミーティング「10周年記念バンダナ」がもらえるということもあり、例年以上に多くのVスト・ファンが支援・寄付をしていました。

フリップにみんなのVストローム愛をぶつける撮影会

他にも、Vストロームミーティングでは毎回恒例になっていますが、フリップにVストローム愛を綴る撮影会も人気でした。

スズキのオフィシャルカメラマンが写真撮影してくれるだけでなく、Vストロームミーティングの公式ホームページなどに掲載され、あなたのVストローム愛を全世界にアピールできます。

Vストロームシリーズのような車格の大きいアドベンチャーバイクは、どちらかと言えばベテランライダーや男性ライダーから好まれそうなイメージがありますが、Vストローム250/SXなどの登場や幅広いラインアップによって、女性ライダーの参加者も年々増えている印象でした。

最新Vストロームシリーズ展示

画像: 最新Vストロームシリーズ展示

もちろん会場には、最新Vストロームシリーズの展示スペースもあり、気になるモデルを見比べながら跨がることができました。

ちなみに、第1回のVストロームミーティングが行われた2014年頃は、VストロームシリーズのラインアップもVストローム650/XTとVストローム1000シリーズのみでしたが、現在は5機種8バリエーションまで増えてアドベンチャーシリーズとしては世界最多のラインアップに!

Vストロームシリーズがここまで人気なのは、ビギナーライダーや女性ライダーにも嬉しいVストローム250/SXの登場や、Vストローム1050/DEのリニューアル、本格オフロードやワインディングが楽しめるVストローム800/DEの登場で、幅広いライダーから支持を受けているからでしょう。

日本地図を埋め尽くしたVストロームローケーションマップ特大展示

「あ、オレのあった!」や「コレ、友達のVスト!」など、まるで合格発表の掲示板のように賑わっていたのが「Vストロームロケーションマップ」の特大展示。

昨年のVストロームミーティング2023の会場で発表され、約1年間をかけて日本中のVスト・オーナーが自慢の愛車と地域のロケーションを撮影してWeb投稿することでVストロームだらけの日本地図がついに出来上がりました!

あいにくイベント会場へ行けなかった人はVストロームロケーションマップ・公式ホームページをご覧ください!

Vストロームシリーズの意外なデザイン秘話などが聞けるトークショー

第1部トークショー

画像: 第1部トークショー

そしてこのイベントの目玉のひとつとなったのが、Vストローム開発者によるトークショー。

第1部では、Vストロームシリーズのデザイナーや開発者が登壇し、他ではなかなか聴くことができないトークセッションが約40分にわたって繰り広げられました。

登壇ゲストにチーフエンジニアの加藤幸生さん、アシスタントチーフエンジニアの東郷隼也さん、デザイナーの小川和孝さんを迎え、特に最新モデルでもあるVストローム800/DEシリーズについてのこだわりや、開発秘話のトークセッションが行われました。

ミーティングの第一回から参加し、Vストローム650をこよなく愛するフリーライターのノアセレンさんがMCを担当し、開発陣に鋭い質問をぶつけます。

例えば、Vストローム800とVストローム800DEでは、ロゴデザインも異なるものが配置されていることや、いわゆる“クチバシ”の先端の形状も変えていたり、ホイールサイズや走るシチュエーションに合わせてフロントフェンダー形状変更やフロントフォークガードの有無など、単純にカッコよさだけじゃない「機能性を高めるデザイン」になっていることを解説。

アドベンチャーバイクとしては世界最多の5機種8バリエーションもラインアップされるVストロームシリーズだけに、エンジニアやデザイナーの間でも、特にデザインへのこだわりが強く、全ての車種で違った意匠やフォルムになるように開発を心がけているそうです。

第一回から連続参加に表彰!「Vストロームミーティング皆勤賞」

画像1: 第一回から連続参加に表彰!「Vストロームミーティング皆勤賞」

他にもVストロームミーティング10周年らしい催しとして、第一回から連続参加している参加者に贈られる「Vストロームミーティング皆勤賞」も開催。

画像2: 第一回から連続参加に表彰!「Vストロームミーティング皆勤賞」

コロナ渦を除くリアルイベントの全てに参加された14名のVスト・ファンに鈴木式織機で織られたエプロンが贈られました。

これは本当に記念になりそう! 来年以降も是非ご参加くださいね。

賀曽利さんも走った憧れの海外ツーリングトークショー

第2部トークショー

画像: 第2部トークショー

午後になってもステージイベントはまだまだたくさん!

第2部のトークショーでは、Vストロームシリーズで日本中を旅するバイク冒険家・賀曽利隆さんと、海外バイクツーリングのツアーなどを開催している株式会社 道祖神の元社長・菊地 優さんがステージに登壇。

画像: バイク冒険家・ジャーナリスト 賀曽利 隆さん(左)、株式会社 道祖神 前社長 菊地 優さん(右)

バイク冒険家・ジャーナリスト 賀曽利 隆さん(左)、株式会社 道祖神 前社長 菊地 優さん(右)

そもそも賀曽利さんと菊地さんは約50年来の友で、大のバイク好き。

当時高校生だった菊地さんが賀曽利さんに直接コンタクトをとったのがきっかけで、その後、道祖神を立ち上げ、賀曽利さんとともに19回もの海外バイクツーリングを企画・実施しています。

「タクラマカン砂漠一周(3000km)」や「サハラ砂漠縦断(6700km)」さらには「シルクロード横断(1万3000km)」などなど、常識では考えられないような冒険ツーリングの熱いエピソードトークが披露されました。

どのツアーも浮世離れしすぎていて、Vストローム・ファンにとっても「いつかは行ってみたい!」と思わせてくれるトークショーでした。

全員参加の「じゃんけん大会」で豪華景品ゲット!

イベント終盤にはスズキのミーティングではお馴染みのじゃんけん大会も開催されました。

じゃんけんを勤めたのは、スズキのバイクでJSB1000や鈴鹿8耐などに参加しているオートレース宇部 Racing Teamの津田拓也さんが担当。

画像: 全員参加の「じゃんけん大会」で豪華景品ゲット!

会場一体のスズキファンが一斉にじゃんけんをする光景はやはり圧巻!

見事じゃんけんに勝ち抜いた参加者には、スズキ×クシタニのコラボジャケットなどが贈呈されました。羨ましい!

次は400クラスか⁉︎イベントの最後に「新型Vストローム」の登場を匂わす発言も!

画像: スズキ株式会社 二輪事業本部長 田中 強さん

スズキ株式会社 二輪事業本部長 田中 強さん

じゃんけん大会で盛り上がった後は、楽しかったイベントもいよいよ御開きの時間。

イベントステージにスズキ株式会社 二輪事業本部長 田中 強さんが登壇し、閉会のご挨拶をしていると、思わず二度聞きしたくなるほどの嬉しい発言が……⁉︎

「皆さま、今お乗りのVストローム、大事に乗ってくださって非常にありがたいんですが、新たなVストロームが出ましたらぜひとも次のVストローム、ご検討くださいますよう、よろしくお願いいたします

んっ?「新たなVストローム⁉︎」

現行モデルで既に世界最多の5機種8バリエーションもラインアップされているのに、さらに新型Vストローム?の登場を匂わす発言で、会場は割れんばかりの拍手喝采! しかも田中本部長の発言となると……現実味がありすぎ!

ええと……Vストロームシリーズは250ccクラスの次は650ccクラス、その次は800ccも1050ccもあるから……

ひょっとして400か⁉︎

※上記はあくまでも筆者の希望的観測です

先日のイタリア・ミラノで開催されたEICMA 2024で「DR-Z4S/SM」も発表されましたから、400ccクラスの新型を出すと言うのも、あながち無いわけじゃなさそう……ですよね?

いずれにしても、スズキのニューマシン登場に期待大!

画像: 次は400クラスか⁉︎イベントの最後に「新型Vストローム」の登場を匂わす発言も!

さて、今回のVストロームミーティング2024はバイク1173台、来場者数1518名の参加者がスズキ浜松本社に集いました。

事前の天気予報で天候が危ぶまれていたにもかかわらず、来場者数は過去最多を記録!

(下に続きます)

イベントの最後に「来年は会場を移して更に大きい規模のVストロームミーティングを開催しようと思っております!」との発言も。今年イベント会場に行けなかった人は、来年にさらなる規模のVストロームミーティングが予定されています!

この勢いでガンガン『スズキ』を盛り上げていきましょうね!

Vストロームミーティング公式ホームページはこちら!

スズキファンのためのWEBサイト!

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