GPSを使いながら約3日間も電池が持つモードを搭載
Apple Watchをはじめとする「スマートウォッチ」、最近付けている人を街でよく見かけるようになったなあ、と思います。
この腕時計型デバイスが登場した2016年~17年頃、「これは次時代のマスト・ツーリングアイテムになるのでは!?」と思い、購入を視野に入れながら、いろいろ調べたものです。
ただ、そこで立ちはだかったのが、バッテリーの持ちの悪さでした。
毎日充電をしないと不安な感じで、キャンプツーリングとかには不向きだな、と思ったものです。
さて、そんなすっかり忘れかけていたスマウォの存在ですが、2019年1月18日に、再び興味を引かれる一本が発売されました。
CASIO「PRO TREK Smart WSD-F30」です!
カシオとしては三代目のスマートウォッチになります。前モデルの2代目からカシオが誇るアウトドアウォッチブランド「PRO TREK」の名が冠されました。
パッと見、ルックスは前モデルとあんまり変わってないな、という印象でしたが、コンパクトになっていました。
ケースの厚さは14.9mm。ベルトを含む重量は83gです。
ちなみに僕が普段から愛用している腕時計はこちらです。
「PRG-600Y-1JF」の重さは78g。ここで「PRO TREK Smart WSD-F30」の83gという軽さが際立ちます。
だってスマウォの場合、電池消費量が激しく、ある程度の容量があるリチウムイオンバッテリーを搭載しないといけませんからね。わずか5gしか変わらないのに驚きました。
さて、なぜこの新作に興味を引かれたかに戻ります。
それは、バッテリーライフの大幅な向上です。
「通常使用」のモードでは、カラー表示、Bluetooth、Wi-Fiなどを駆使し頻繁に操作しても約1.5日の使用が可能とのこと。
え、ちょっと短くない? と思ったかもしれませんね。
次の「エクステンドモード」が魅力的なのでご安心ください。
エクステンドモードの通常表示はモノクロ、ボタンを押すと地図をカラーで表示します。GPSを1日8時間使った場合、約3日間バッテリーが持つとのこと。
これなら1~2泊のキャンプツーリングに出ても、だいぶ安心して使えそうです。
ちなみに時計機能のみを使う「マルチタイムピースモード」では、約1カ月も使用できるようになりました。
なので、ライディング時など時計を見ることがないタイミングでは省エネな「マルチタイムピースモード」に切り替えるのがよさそうです。