ワイルドなデザインながら保護性能も万全

2月は寒さのピークだが、ライダーとしては「もうすぐ春が来る!」と前向きに捉えたいところ。

ニューモデルの発表や3月のモーターサイクルショーを楽しみにしているライダーも多いだろう。

ウエア関連も新作の春夏物が披露されるのは2〜3月だが、いち早く試せたのがこの春フラッグシップからデビューする新ブランド「FLAGSHIP」のメッシュジャケット、バーテックスだ。

見ためは大きめのロゴをあしらったショートジャケットで、肩、肘、背中、胸にプロテクターを内蔵。

画像: FLAGSHIP 価格:3万2184円(3月発売予定) [サイズ] M、L、LL、LW、3L、4L [カラー] ブラック&ゴールド、ブラック&ブラック、ブラック&ホワイト

FLAGSHIP
価格:3万2184円(3月発売予定)
[サイズ] M、L、LL、LW、3L、4L
[カラー] ブラック&ゴールド、ブラック&ブラック、ブラック&ホワイト

肩と肘の外側には耐摩耗性の高いパッチも貼られ、プロテクション性能を稼ぎにくいメッシュ仕様ながら充分な安全性を備えている。

一般的にライダー保護性能の高さと着心地の良さは引き換えになるが、このジャケットはメイン素材がメッシュ生地ということもあって、軽くて動きやすい。

画像1: ワイルドなデザインながら保護性能も万全

着丈の前側を短めのカッティングとしているのでSSモデルの前傾姿勢も無理なく取れる。

メッシュ生地ながら付属のインナージャケットを付ければ防風性が確保され、各部に入っているプロテクター類も走行風を遮るため、保温性に優れたアンダー/インナーウエアを重ねれば外気温15℃程度までは対応できる。

真冬以外の3シーズンジャケットといった位置付けだ。

逆に真夏はプロテクター類と大きなロゴが通風性を妨げるはずだから、速度域の低い街乗りよりも、気付かぬうちに体を冷やしてしまいがちなツーリングに向いている。

画像2: ワイルドなデザインながら保護性能も万全

だが、このジャケット最大の特徴は大胆なロゴや肩に装着された立体成型の樹脂製バッジから発散される凄味のある雰囲気。

まさに「ライディングジャケット」といった存在感のデザインが魅力だ。

Photo:南 孝幸 Teater:太田安治

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