2019ジムカーナグレートシリーズ・東日本大会レポート

ロードレースやモトクロスなど日本国内の2輪モータースポーツを統轄するMFJと、ダンロップ・オートバイ杯ジムカーナなどを運営しているJAGEの共催による2輪ジムカーナイベントとして、昨年からスタートしたのが「ジムカーナグレートシリーズ」。今シーズンもその皮切りとなる東日本大会が4月28日、栃木県茂木町のツインリンクもてぎマルチコースを舞台に開催された。

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この日は最高峰のA級からノービスまでの6クラスに93人の選手がエントリー。春らしいおだやかな晴天の中、コンパクトながらも全開区間が目立つ比較的高速寄りの設定のコースで、完全にドライ路面の安定したコンディションで競技はスタート。午前中の第1ヒート、最高峰のA級では1分17秒台でトップ争いが展開されていたが、最後にアタックした昨年のグレートシリーズ最初のイベントを制した冨永崇史選手&NSR250Rが、ただ1人1分16秒656を叩き出して暫定トップの座に着く。2位は池田秀一選手&NSR250Rで1分17秒148、3位に吉野 昇選手&CRF450Xが1分17秒164で続いた。

画像: 1位 冨永崇史選手&NSR250R

1位 冨永崇史選手&NSR250R

画像: 2位 池田秀一選手&NSR250R

2位 池田秀一選手&NSR250R

画像2: 2019ジムカーナグレートシリーズ・東日本大会レポート

ジムカーナのセオリーでは各選手勝負をかけてタイムアップしてくるはずの午後の第2ヒートだが、この日はタイムが上がらない。そんな中でも池田選手は1分16秒716までタイムを削り取るが、わずかに冨永選手のタイムには届かない。池田選手に上回られなかった時点で第1ヒートのタイムで勝利が確定した冨永選手だが、そんな中でも第2ヒート最終アタッカーとして全力で走り1分16秒354までタイムを短縮! …したかと思われたが、コース終盤でペナルティを取られて1秒加算を受けてタイム更新はならず。それでも昨年に続き冨永選手がグレートシリーズ東日本大会の優勝を手にした。2位池田秀一選手、3位吉野 昇選手という最終結果となった。

画像3: 2019ジムカーナグレートシリーズ・東日本大会レポート
画像: この日は大島裕志MFJ会長も観戦。表彰式ではプレゼンターを務め各クラスのウイナーを祝福した。

この日は大島裕志MFJ会長も観戦。表彰式ではプレゼンターを務め各クラスのウイナーを祝福した。

なお、この日のA級上位10人のリザルトは以下の通り。
1位 冨永崇史 NSR250R 1分16秒656
2位 池田秀一 NSR250R 1分16秒716
3位 吉野 昇 CRF450X 1分17秒164
4位 市村直生 WR450F 1分17秒511
5位 小川直人 NSR250R 1分17秒597
6位 矢島 尊 GPMR250X 1分17秒763
7位 広瀬 章 NSR250R 1分18秒475
8位 辻家治彦 GSX-R1000 1分18秒614
9位 作田隆義 ニンジャ400 1分19秒086
10位 大越研二 GSX-R750 1分19秒198

グレートシリーズのもう1戦、西日本大会は11月17日に岡山国際サーキットで開催予定。東日本大会のリザルトやグレートシリーズの最新情報についてはJAGE、MFJのホームページをチェックしよう。

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