日本のメーカーが造るモデルとは、ひと味もふた味も違うのが外国車。特にスポーツモデルになると、メーカーのものづくりの思想がマシンに色濃く反映されていて面白い。KTMの大ヒットモデル・250デュークもそんな１台だ。まずは試乗しながら、その魅力をじっくり分析してみよう。
KTM 250DUKEの主なスペックと価格
ホイールベース/最低地上高：1357±15.5mm/185mm
シート高：830mm
車両重量：146(半乾燥)kg
エンジン形式：水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量：248.8cc
ボア×ストローク：72×61.1mm
最高出力：30HP/9000rpm
最大トルク：2.4kg-m/7250rpm
燃料供給方式：FI
燃料タンク容量：約13.4L
キャスター角：65°
変速機形式：6速リターン
ブレーキ形式 前・後：φ300mmディスク・φ230mmディスク
タイヤサイズ 前・後：110/70ZR17・150/60ZR17
メーカー希望小売価格：税込57万5000円
KTM 250DUKEの細部をチェック！
スラントした独特の形状を持つヘッドライトはデュークシリーズ共通のアイデンティティ。ポジションはLEDだがライトはハロゲン。
兄弟車のRC250と同様の、大型液晶デジタルメーターを採用。照明色はKTMのイメージカラーでもあるオレンジだ。
シートは滑りにくい表皮を採用。スポーツモデルながらクッションもしっかりとしたものが採用され、座り心地も上々だ。
KTM オフィシャルサイト
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