優勝は野崎史高。全日本開幕戦を勝利している野崎は、勢いを加速させた形。ラストのセクション7は、それまで誰もトライしなかった飛びつきを魅せ、ギャラリーを沸かせた。
「トライアルってものをみんなに知ってもらうための大会で、一番の目的なんですが、どうしてもみんなライダーなものですから、デモンストレーションと違って真剣になって走るんですよね。そういう中で、良い結果が残せたこと、とてもよかったと思っています。これを観て、トライアルを知って、今後たくさんのお客さんがきてくれたらいいですよね。
去年マシンを乗り換えたってことも、いい方向に働いていると思います。自分としては2ストロークのほうが好きなんですが、ライディングにあってるかどうかでいうと、今の4ストロークのほうが合っているんでしょうね」と野崎は言う。