300ccのアーカイブ
カワサキの場合、日本国内から姿をけしたKLX250の派生モデルとして、かつてKLX300という海外の機種があった。日本でも、この300のピストン&シリンダーを使ってナンバーを外したエンデューロ仕様のKLX250をボアアップする手法が流行していた。このたびのKLX300Rは、まぎれもなくこれまでのKLXエンジンの流れを汲むモノだ。
Engine | 4-stroke, 1-cylinder, DOHC, liquid-cooled |
Displacement | 292cc |
Bore x Stroke | 78.0 x 61.2mm |
Compression Ratio | 11.0:1 |
Fuel System | DFI w/34mm Throttle Body |
Ignition | TCBI |
総排気量は、過去の300にならって292cc。EFIを採用、そのスロットルボディは34mmと控えめだ。特性としては、だいぶマイルドなものだと想像される。
新造されたと思われるサイレンサーは、今風のもの。
ネック部分のハーネスは、EFIのセッティング用だろうか。300ccだけあって、ラジエターはフルサイズバイクのそのものを使用する。