新年早々、島旅へ。あたし的フェリーでの過ごし方

「一人になりたいから島に行ってくる」

「いつも、ひとりじゃん」

知り合いの冷たい返しにほんの少し傷つきながら、今年のお正月も島に行ってきた。

今回は八丈島。あたしの中で伊豆七島4島目になる。

画像1: 新年早々、島旅へ。あたし的フェリーでの過ごし方

1月2日の夜22時半ごろ竹芝を出港した。
船の中は、お飾りがされていて、海の上でも、お正月が、ちゃんと味わえる。

これが実はあたしのお気に入り。地上にいなくてもハッピーニューイヤーなのだ。

案内所からお化粧室までお飾りがされている。あ、今度乗ったときお正月以外の装飾などあるか聞いてみよう( ゚д゚)ノ 

今日のお部屋は10人部屋の雑魚寝タイプで、あたしの他には、つき合ってるのか微妙な感じのカップルが1組。なんとなく、お辞儀だけはした。

画像2: 新年早々、島旅へ。あたし的フェリーでの過ごし方

船旅であたしが必ず持っていくのは延長コードです。あと、たくさんのお菓子とお酒。

画像3: 新年早々、島旅へ。あたし的フェリーでの過ごし方

食堂や販売機が充実しているので、食べ物の心配はまるでないけど、遠足気分になるよ。

しっかり自分のお城の出来上がり。いいかんじでしょ?

シャワーは1回10分100円。お湯を出していない間はカウントされないから節約できるよ。洗ってる間は止めてください。いろんな意味で節約です。

シャワーを浴び、食堂でカレーやら、レンチンの焼きおにぎりを食べ、ラウンジヘ。夜遅くなると、食堂や、ラウンジは無料開放されてるの。

夜遅い出発だから寝てる方たちもたくさんいるからね。お部屋も真っ暗だし。なので、みんな開放されたスペースでワイワイしています。

あたしが、ラウンジにいくと、おじさんとおばさんがビールとハイボールの缶をたくさんテーブルに並べ酒盛りをしていた。

あたしも隣でチューハイの缶を開けたら、おばさんが「食べて」って6Pチーズをくれた。二人は八丈島の常連で美味しいご飯の情報と、困ったら連絡しなさいと電話番号も渡してくれて、とても面白い夜になった。

あたしも、持っていたお菓子をお渡しして、おやすみなさいと挨拶し、お部屋へ。ここで、おやつが役立つのだ。

真っ暗な部屋で『いつも、ひとり』という言葉が頭をぐるぐるしていたが、結局、一人旅でひとりぼっちになったことなんて一度もないやって思った。

むしろひとりの方がいろんな人と話す機会や出会いも多い。

カップルの寝息が聞こえていた。

さあ、寝よう。明日は、バイクで走るからね。

~続く~

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