実際に行ってみると、これは凄い!!!
ダンロップコーナーから続くアジアコーナーがフェンスもなく、とてもクリアにはっきりと見えるんです!
ライダーが右から左へ体重移動する所や、マシンの動きもとても見やすくて「なるほど!これは激感!!!」と思うほどでした。
ちなみに他の場所から観た写真はこんな感じです。
○メインスタンド
○メインスタンド向かいのPIT上
ここはスタートを観る時には迫力があり、スタート前の様子も観られるのでオススメです!
○第1ヘアピンスタンド
ここではS字からの第1ヘアピン、ダンロップへの進入が見られるのですが、雨のS字はタイヤのグリップが失われやすいらしく、転倒も相次いでいました。
私は4輪のレースではここからの観戦が好きなのですが、2輪では激感エリアの次に好きな観戦ポイントです!!
○ダンロップスタンド
○アジアコーナースタンド
○最終コーナースタンド
写真を撮り忘れました(^^;)笑
今回はレースが4クラスあり、ST600では予選がA・Bと2組に分かれていたのですが、初めて観戦に行かれる方は「このクラスはここで観てみよう」とか、いろんな所から観てみるのもオススメです。
観戦ポイントへの移動は意外と距離があったりするので、レースがスタートしてから移動するとレース自体を観る時間が少なくなってしまうので要注意です。
あと、観戦ポイントの間には写真を撮りやすいよう、フェンスに穴が開いている場所もあります。
私は経験がないのですが、レースをカメラに収めたい方は、こういう場所を見つけて撮るのもいいかもしれません。
さすがライダー!
今回はレース後の記者会見場にもお邪魔させて頂きました。
今回は雨のレースだったからか、各クラスで優勝されたライダーの皆さんは、口を揃えて「雨が得意だから良かった」と話されていました。純粋に「雨に強いなんて凄いなぁ、、、」と思っていたのですが、そんな記者会見で特に印象に残っているのはJ-GP3クラスのレース1。
このクラスのレースは赤旗が出て一度レース中断に。
赤旗が出るまでは鈴木大空翔選手が1位で走行していたのですが、レース再開となってから流れが変わり、1位には初表彰台、初優勝となる福嶋佑斗選手。2位に鈴木大空翔選手。3位には今回スポット参戦だった14歳の濱田寛太選手が表彰台に上がりました。
1位の福嶋選手は念願の優勝という事もあり、常に笑顔で話されている雰囲気から、嬉しさが伝わってくるくらいとても素直で、こちらまでつられて笑顔になってしまいました。
「雨が得意で赤旗が出たからこそ、この結果が出せた」と謙虚に話されていたのですが、これも実力。波乱の天候の中、諦めず走り抜き、勝ちを掴んだ選手の言葉はカッコ良かったです。
2位になった鈴木選手は福嶋選手と笑顔で話している場面もありましたが、悔しそうな表情が時折見えました。鈴木選手からしたら、この赤旗がなければ優勝できた可能性が高いし、シリーズを通しても有利になるのですが「シリーズは関係なく、勝ちたい」という言葉が印象的でした。シリーズではなく1戦1戦勝ちたいという強い言葉。そして悔しそうな表情から負けず嫌いな選手なんだなと感じ、シリーズを通して観戦し、応援したくなりました。
3位になった特別参加枠の濱田選手は「ここでやらなきゃいつやるんだ!」とコメントをされていて、そのライダーとしての勢いと強気な感じが凄くかっこいいなと。
スポット参戦でなかなかこんなに気持ちを強くもてない気がしてしまうのですが、そんな中で「絶対ここで!」と怯まず、強気でいけたからこそ14歳という年齢で表彰台にのぼり、結果が出せたんだろうなって。
見ていて、とても勇気をもらった瞬間でした!
今回のレースは天候のせいで赤旗が出たり、雨が降ったり止んだりする中での本当に大変なレースだったのですが、そんな中、走りきり表彰台に上がり、コメントする選手のみなさんの言葉からたくさんパワーをもらい、「挑戦する」「諦めない」ということは本当に大切だと改めて感じた記者会見でした。