画像: 落ち着くよう指示を出す、縄田メカニック

落ち着くよう指示を出す、縄田メカニック

画像6: 決勝ヒート1、マシンは好調、スタートに課題を残す

深くラッツが刻まれたSUGO。石浦は、泥がマシンに付着して重くなり、スタートでスピードを落としてしまうコトを危惧し、サイティングラップを走らなかった。だが、GOSHI Racingではヒートレース直前まで、コースの状況をインカムをつけた縄田氏を通じ、石浦に伝えていたという。そのコースチェックの人員、なんと5名。そのチーム力もあってか順調に2分40秒台のラップを刻み、7周目には13番手まで追い上げる石浦。基本、このヒート1はほとんど1本しかラインがない状態であった。

だが、次第に大坂の先がスタックポイントになっていく。8周目、石浦はここで小さなスタックに見舞われたことから、9周目には一時停止してラインを見定め一気に突き抜ける作戦を立てたが…

画像7: 決勝ヒート1、マシンは好調、スタートに課題を残す

ハズレのレーンを引いてしまった。

結果、これが石浦のラストラップとなってしまい22位へ転落。

決勝ヒート2、スタート次第で表彰台を狙える

画像1: 決勝ヒート2、スタート次第で表彰台を狙える

スタートから前に出ることがかなわず、ヒート1では苦虫をつぶす思いをした石浦。「出れないのは、自分の問題です。SUGOは1コーナーから2コーナーまでが課題」と言う。

画像2: 決勝ヒート2、スタート次第で表彰台を狙える
画像3: 決勝ヒート2、スタート次第で表彰台を狙える

このヒート2では、ヒート1の反省もあったか中盤ほどでの立ち上がり。路面の昼休みにしっかり整備され、轍がだいぶマシな状況になった。ラインを選べる状況で、タイムも20秒ほどアップ。2周目には10番手へつけ、上位を伺う体勢へ。

画像4: 決勝ヒート2、スタート次第で表彰台を狙える

10周目には、2分21秒882。トップとコンマ数秒しか差の無いベストラップを記録。
「スピードは、負けていないと思っています。とにかくスタートに出遅れ、序盤で差を付けられてしまうのが問題。関東大会のように、前を引ければ表彰台を狙えると思っています」と石浦。

画像5: 決勝ヒート2、スタート次第で表彰台を狙える

縄田氏は「ヒート2は、ペースを上げるタイミングが1周遅かったと思いました。本人のスイッチが入るのが遅かったなと。早い段階で仕掛けていく、速いライダーに抜かれたら、うしろについて前に上がっていくようなことが最低限できないと、なかなか難しいですね。予選の結果で、グリッドも悪かった。今回のSUGOはベタインか、あるいは路面のよかったアウトが欲しかったのですが、センターに入ることになりました。センターからインに切れ込んで、大坂をアウトでぬけていく、そんな話し合いを土曜の夜にも重ねていたのですが、思うようにはいかないものです」とレースを振り返る。

画像6: 決勝ヒート2、スタート次第で表彰台を狙える

残り4戦。SUGO後に1週休んですぐに藤沢を迎える今年は、藤沢までにあまり時間がない。とはいうものの、バイクは仕上がっているから、あとは本人の問題だ。

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