バイクでできる社会&地域貢献活動、その第一弾

画像1: バイクでできる社会&地域貢献活動、その第一弾

一般社団法人・ピースメーカーが、千葉県いすみ市〜大多喜町を結ぶいすみ鉄道とコラボレーションし、7月14日にいすみエリアをバイカーと鉄道で盛り上げる活動のキックオフイベントとして「バイクトレイン」を運行した。

ピースメーカーは、多くのライダーや自転車乗りが集う千葉県大多喜町のライダーズカフェBIGONEのオーナーである道家尚巳さんが、これまで行ってきたバイクで児童虐防止を訴える「オレンジライダーズ」活動などをさらに一歩進めるために昨年設立したもの。

今回のバイクトレインは、いすみエリア(いすみ市・大多喜町)にバイカー(オートバイ・自転車を問わない)が喜んで遊びに来たくなるような環境を作り、地域活性化を図ろうという新たな活動のキックオフイベントでもある。開催当日の朝はあいにくの雨に見舞われたが、それでも多くのバイカーが大多喜駅に集合した。

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バイクトレインはまず大多喜駅からいすみ市側の終点である大原駅へ。その後に大多喜町側の終点である上総中野駅へ向かい、再び大多喜駅に戻るという、いすみ鉄道線の全線を一往復する形で運行。

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車内では、まずピースメーカー代表の道家さんがこれまでの活動の経緯や、今回の試みでバイカーを呼ぶための具体的な方法、取り組みなどを説明した。その中でもユニークなのは「い鉄(いすみ鉄道の愛称)にピース!」。いすみ鉄道がこの活動に協力、運行中の列車に向かってバイカーがピースサインを出したり、手を振ったりすると、列車の方でもホーンを鳴らして挨拶を返してくれるというもの。「これをこの地域独特のカルチャーとして根付かせたいんです」と道家さんは熱く語っていた。
また、これまでソーシャルツーリングの形で行ってきた児童虐待防止活動も、今年から「オレンジライダー房総ラリー」としてラリー形式のイベントに発展させることが発表された。

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さらに、「い鉄にピース!」はどのように行なわれるのかを説明するため、このバイクトレインに向かってスタッフの乗るバイクが並走して、実際に列車と挨拶を交わしてみるというデモンストレーションも行われた。ぶっつけ本番で上手くいくか分からなかったが、上手くコミュニケーションができると、固唾を飲んで見守っていた車内からも歓声が上がった。

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外房地域にサイクリストのための休憩ポイント「サイクルエイドステーション」加盟店を募りサイクリストのための環境を提供、この活動でもピースメーカーと協力している外房サイクルサポーターズ(SCS)の内野美佐さんも、これらの地域活性化のための試みについてコメント。

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この活動のもう一方の主役であるいすみ鉄道の古竹孝一社長も、将来への期待などを語っていた。

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また、飯島勝美・大多喜町長や太田 洋・いすみ市長も、大多喜町のおたっきー、いすみ市のいすみんというゆるキャラと一緒にバイクトレインを迎え、イベントを盛り上げてくれた。

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そして最後に、カフェBIGONEの名物として知られ、秩父あしがくぼでもキッチンカーで販売されているボリューム満点のハンバーガーが振舞われ、参加者も舌鼓で大満足のうちにイベントが終了。

この夏休み、もしもツーリング先に迷ったら、いすみエリアへ行って「い鉄へピース!」をしてみるのはいかが?

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