「僕が描いた夢に、感動や新たな夢をもってくれる。そういうのがウレシイ」

藤原 実は、来年に向けて子どもたちを巻き込めるようなコンテンツを入れたいなと思ってます。実は今回もね、本当はストライダーさんとかヨツバモトさんには声を掛けてて、予定さえあえば実現できそうだったんです。今から、来年の予定日を言って動いていけばそんな事も可能かなと思ってます。ランバイクっていうジャンルのおかげで、トライアルきっかけに入ろうとしてくれる年齢層も下がっています。自転車に乗る子どもたちの平均年齢も下がってますね。

画像1: 「僕が描いた夢に、感動や新たな夢をもってくれる。そういうのがウレシイ」

例えばストライダーカップっていうのがあるんやけど、ストライダーカップは5歳まで、5歳以上は駄目なんですよ。だから5歳まで子どもと全国回って、ストライダーカップ出ている親子が、じゃあ5歳になったら子どもに何をさせるのかと。バイクの選手にする、というとどうしてもハードルが高いように感じるし、そもそも子どもがその先を見られない。だから俺が思っているのは、シティトライアルというかっこいい舞台があるんだという事を、子どもたちに見てもらいたいんです。

画像2: 「僕が描いた夢に、感動や新たな夢をもってくれる。そういうのがウレシイ」

今年は、黒山家の小学生達にデモライドしてもらいました。無茶苦茶反響良かったんですよ。彼らはすごい頑張ってくれて、きつい所トントンと飛んだりしてくれたんやけど、子どもたちが「僕もやりたい」と思ってくれるといいなと。今の競技シーンは、モータースポーツにやっている親に対してしか、響かないと思うんです。

問題は、一般の親にどんだけ打ち出せるか。鈴鹿サーキットに来ている人たちなんて、モータースポーツファンの人しかいないです。シティトライアルっていうのは、リアルに一般の人をターゲットにしています。そういうところにリンクしていくからこそ、シティトライアルの価値って見出せると思ってます。

折口 子どもからすると正直レースのルールなんて分かんないかもしれないけど、あの時見た光景が忘れられない、って子がもしかしたらこの5年、10年先に出てくるかもしれない。やっぱそういった子を一人でも多く発掘していくっていうのがすごく大事やなと。僕自身もまさにそうやったから。僕はどっちかゆうと親父の背中っていうのが多いけど。

This article is a sponsored article by
''.