いよいよ、決勝レーススタート。2km続くロックセクション
いよいよ本戦になりました。本戦は男中田が執筆を担当します。昨日までの雨も止み、曇天の中少し晴れ間が見える天候になりました。気温は25℃前後で、本州に比べたらだいぶ過ごしやすいです。恒例の出発前の遺影を撮影し、スタートグリッドに整列します。
予選の結果によって、1~15位までが1列目、16~30位までが2列目。それ以降の順位の予選参加者が
3列目、4列目以降は本戦だけエントリーした方が並びます。
我々の予選の成績では文句なしの3列目ということで、前2列に猛者達が30人いるという具合でした。1列が1分毎にスタートするため、僕らはレースが開始してから2分後のスタートになりそうです。
コースには所々一本しかラインがない狭い箇所が存在するため、予選で後列のスタートになってしまうと、そこで渋滞に捕まったり順番待ちが発生したりして時間をロスしてしまうのです。
確かにG-NETで入賞を争うレベルであれば、予選によるグリッド順は重要な要素になりそうですが、タマイチ枠の我々にとっては「前に30人しかいないならCGCと比べたらスカスカ」だと思い、全く気にしていませんでした。
後にしっかり渋滞に引っかかることになるのですが…。ですが、渋滞に1列目・2列目の人もそれなりに居たので、どの列でスタートしてもある程度は引っかかるのだと思います。
こちらが今回のコースマップ。スタートしてから川沿いの土地帯を進み、いくつか土手のような小さなヒルクライムがありました。この辺でミスをしてしまうとガレに入る前に次々に後ろの集団が押し寄せてしまうので落ち着いて通過することが必要でした。
今更日高のGopro見てるけど、速く前二列に追いつかなきゃな〜って思いながら差し掛かったスタートして直後のサカで逆向いてるあべC発見した時はクソテンション上がった(予選のアドバンテージ全て吐き出してた) pic.twitter.com/BobLvFFmXz
— 男中田 (@knzcht) August 23, 2019
その後、河原のロックをひた進み、CP-2「Rock Garden」に入るわけですが、一旦中盤で対岸に折り返すレイアウトでかなりの距離がありました。航空写真の縮尺で簡易的に測ってみましたが、おおよそ2kmくらいでしょうか。特に進むことが困難になるような難易度ではないのですが、とにかく体力が削られる区間だったと思います。
自分の場合は、腕が天空まで上がり尽くして途中何度か止まることを余儀なくされました。全体的には沢というよりは、まさに「河原」といった感じの路面です。途中、このあたりの地域特有の溶けたコンクリートの様な白土の谷地があり、沈まないように走り抜けるのに結構神経を使いました。
(タケル選手は無事ハマったようです)
屍を乗り越えた先で自分が屍になる男中田 pic.twitter.com/XNOaBMnLNY
— イケ@マルカイ (@ikemarukaijp) August 12, 2019
また、所々に岩が大きめの登りなど、プチ渋滞が発生する箇所もありました。この序盤のRock Gardenをいかに疲れずに速く通過するかが、後半のセクションに挑む上での大きなポイントだったと思います。