先日、SUZUKI の新型「KATANA(カタナ)」に乗って箱根に行ってきました!
私はこのバイクの元となる「GSX 1100S KATANA」に乗った事もなければ、1000ccなどの大きいバイクに乗るのも久しぶり。
私の記憶の中で、大型バイクは数ヵ月前にホンダのCB1000Rに乗って以来でした。実は、車種は忘れてしまいましたが、その後1100ccや1300ccのバイクに乗ろうとしたこともあったのですが、スタンドをはらって車体を真っ直ぐにしようとした時に、足つきが良くないので踏ん張れず、重さもあり「これは走り出すまでが凄く大変そうだな」と感じた事がありました。
大きいバイクはまだ数回しか乗った事がないので、凄く興味がある反面、重さや足つきに不安を感じていたのです。
実際にこの新型KATANAを初めて見て、見た目のカッコよさ以上に、1000ccに見えないコンパクトさに驚きました! 思っていたイメージよりシャープ!!
色はシルバーの印象が強いですが、今回乗ったこの黒のKATANAの方が私はタイプです。
凄くスタイリッシュで仮面ライダーじゃないですが、アニメなどにも出てきそうな、強そうな雰囲気でカッコいいなって(*˙꒳˙*)‧⁺✧︎*
実際に跨ってみると、足つきも思っていたより悪くなく、何故か馴染みやすいフィーリングに驚きを感じました。
「馴染みやすいフィーリング」というのは、前傾の具合がいい感じで、意識せずにとるポジションが前傾になり過ぎる訳でも、背筋が真っ直ぐになる訳でもなく、一番安心感が得られるちょうどいい前傾具合だったのです。
私は以前サーキット走行で転倒してから、ライディングが少し怖くなり、アクセルをあまり開けられなかった時期があったのですが、身体を前傾にすることで地面を近く感じて、少しずつ安心感を得る事ができ、また不安なく乗ることが出来るようになった事がありました。
今回大きいバイクに乗るという不安もあったので、カタナに乗るときに、ある2つのことをいつも以上に意識しました。
それは下半身でコントロールをする為に、しっかりとタンクを挟む事と、腕の力を抜く事。
先程お話しした前傾具合で丁度いいポジションだったので腕の力は抜きやすく、タンクの形も膝がタンクに触れやすく安心感があり、内腿で挟みやすかったです。
ただ、今回東京・新橋の編集部から箱根までの走行中、高速道路や下道は自分なりの課題が出来たのですが、峠道のような凄く急な坂はやはり緊張し腕に力が入ってしまいました。
あまり走った事のない道は緊張するし、少し心が折れそうにもなりましたが、このKATANAの乗りやすさと安心感でなんとか帰ってくる事ができました。
とても乗りやすいこの「KATANA」ですが、少し気になる点はアクセルを開けた時、少しエンストしやすかったことでしょうか。発進時は少し気をつけたいですが、走ってしまえばホントに凄く楽しく乗ることが出来ました♪
あと、ブレーキの効きがとても私好みなのにも驚きました。
私は風が強く怖いと思った時など、不安を感じるとリアブレーキをよく使い安心感を得ているのですが、このKATANAのリアブレーキは効き方が扱いやすく、とても嬉しくなりました。
余談ですが、私の中でKATANAといえば「ばくおん!!」の凛ちゃんが「カタナ♪ カタナ♪ カタナ〜♪」と歌いながら楽しそうに乗ってるイメージと、やはり凄く名車だという事!
人気の高いKATANAだからきっと凄くいいバイクなんだろうなというイメージは元々あったのですが、少し何か味というか特徴が強くて、上級者の人しか乗れないんじゃないかという変な先入観があったのです。
でも、今回実際に新型KATANAに乗り、凄く乗りやすくて安心感があった事に本当に驚きでした。
大きいバイクでも、不安より楽しむ事ができて見た目もかっこいい!!
素敵なバイクだなと感じました(*ˊ˘ˋ*)
新型KATANAホントに楽しかったです!!
いつか「GSX1100S KATANA」にも乗ってみたいな♪
撮影/南 孝幸