10月8日、いよいよ日本でも初の新ハイエース(グランエース)が発売されることが発表された。これまでの情報や、編集部が掴んでいるネタを元に、現況を考察してみたい。
これでもショートなグランエース
オリンピックにあわせて、送迎用のコミューターを導入するというウワサは、以前より多方面から聞こえてきていたが、ようやくソレが目の前に出てきた形だ。全長5370mm、全幅1970mmの巨大なボディは現状のスーパーロング(全長5380mm、全幅1880mm)とほぼ同一のボディになる。
だが、これは先行して新ハイエースが導入されているオーストラリアのスペックで見ると…
EXTERIOR DIMENSIONS | ||
Overall length | LWB Van/Crew: 5265mm, SLWB Van/Commuter: 5915mm | |
Overall width | 1950mm | |
Overall height | LWB Van/Crew: 1990mm, SLWB Van/Commuter: 2280mm | |
Wheelbase | LWB Van/Crew: 3210mm, SLWB Van/Commuter: 3860mm | |
Front track | 1670mm | |
Rear track | 1670mm | |
Front overhang | 950mm | |
Rear overhang | 1105mm |
みてのとおり、LWB Van、つまりショートボディと変わらないわけだ(若干の差異は、おそらくグランエースがワゴンとして外装をチェンジしたことによるものだろう)。
グランエースは、余裕たっぷりな座席配置だからこその6人乗り。