目下、連勝を続けるKTM勢と、例年大きな戦力をそぎ落とされていき、優勝を手にしていない現ホンダ。2020年の最新型CRF450RALLYは、初出からすでに5年が経過。その熟成の途を探る。
MY2020
Honda CRF450RALLY
ENGINE | |
Type | Liquid cooled single cylinder DOHC |
Capacity | 449.4 cc |
Bore x stroke | 97.0 x 60.8 mm |
Starter | Electric starter |
Carburation | Fuel Injection |
Lubricant | Motul 300V |
Transmission | 6 speed |
Output | Over 45 kW |
FRAME | |
Type | Aluminium twin tube |
Sub-frame | Carbon fibre |
Fuel tank | Front + rear (pastic) |
Total fuel capacity | 33,7 litres |
Front fork | Showa. Type invert, ø51, travel 310 mm |
Rear suspension | Showa. Ø50 single tube, travel 315 mm |
BRAKES | |
Front | ø300 2 pot |
Rear | ø240 1 pot |
Off1.jpのスポンサーでもある、合志技研が提供するスイングアーム。四角断面のパイプをスウェージングして絞っていき成型したもので、CRF450Rや、昨今では新型CRF1100Lアフリカツインにも採用されている形状だ。
過去には、このスイングアームを水タンクと兼ねていた(レギュレーション上、一定容量の水を積載する必要があり、スイングアームの空洞部分に水を仕込むのはわりと常套手段だ)が、現在は空洞。
そのスイングアームに、耐久性の高いスーパースプロックスのアルミ+スチールハイブリッド製のスプロケットをフィット。
長年契約している、信頼のNOGUCHIシートを今年も採用する。各々のライダーにあわせたスペシャルオーダーメイド。