アルパインスターズ新作展示会で気になった「Bluetooth対応」の“電熱グローブ”って⁉︎
イタリアに本社を置くモータースポーツアパレルブランド「アルパインスターズ」の2020-2021年モーターサイクル秋冬アパレル展示会に、ワタクシwebオートバイ編集部の岩瀬もお邪魔してきました。
アルパインスターズと言えば、オートバイレースの最高峰MotoGPで活躍するマルク・マルケス選手やアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手、中上貴晶選手など、複数のトップライダーをサポートしている世界的なモータースポーツアパレルブランドです。

アルパインスターズでは春夏や秋冬のニューアパレルが完成すると、先行してメディア用の新作展示会があるのですが、毎回、最先端のテクノロジーと革新的なアイディアにいつも驚かされます。

レーシング用やツーリング用に開発されたアルパインスターズの新作グローブ。展示されていたのはサンプル品ですが、グローブひとつとっても年々進化しているのが分かります。
今回展示されていたニューアイテムは、どれも2020-2021年秋冬モデルになりますので、日本への導入は約一年後になりますが、数ある新作アイテムの中でも特に気になった“電熱グローブ”をご紹介します。
そのグローブがこちらです!
防水性に優れたBluetooth対応の全天候型「電熱グローブ」
GT H-7 HEATED DRYSTAR GLOVE(アルパインスターズ2020-2021年秋冬コレクションより)

「GT H-7 HEATED DRYSTAR GLOVE」■日本導入予定時期:2020年秋以降 ■3万9800円(予価)※写真はサンプルイラストにつきデザインや価格などが変更になる場合があります。
こちらの新作グローブ「GT H-7」はアルパインスターズの「Alpainestars Heat Tech System」が搭載されており、グローブ内に手が入ると自動的に作動し、最適な気候に合わせて保温される画期的なシステムで、左右の手の温度設定を個別に3段階設定できます。

さらにスゴいのは、専用のスマートフォンアプリをダウンロードして、スマホとグローブをBluetoothで接続すれば、温度設定やブーストモードが操作できたり、電池残量などがスマホ画面に表示されたりできる機能が備わっているんです!
バイクのメーターとスマホがBluetoothで繋がる車両も出て来ましたが、ついにグローブとスマホも繋がる時代が来たんですね! これは是非使って見たいです。

展示されていた電熱グローブは商品サンプルでしたので、電源ボタンは付いていませんでしたが「 」のところには電源コントロールボタンが付きます。温度は3段階の調節が可能で、カフス部分にリチウムイオンバッテリーを内臓でき、使い方や環境にもよりますが3〜8時間くらいバッテリーが持続できるのことです。

グローブのロングカフス内側部分に7.4Vのリチウムイオンバッテリーを入れるファスナー付きのスペースがありました。アルパインスターズの独自素材「DRYSTAR」を使用しているので、防水性や通気性、保温性に優れた全天候型のツーリング電熱グローブです。

拳部分にはPUナックルプロテクターが装備され、さらに親指と人差し指にはグローブをしたままでもスマートフォンの操作が可能なタッチパネル対応となっています。また、インナー(内側)には、薄くても保温性や断熱性に優れた「Thinsulate(シンサレート)」が使用されているので、操作性や耐久性がとても良さそうでした。
ワタクシは冬でもバイクで走るのが好きで、比較的寒いのは平気なのですが、手の寒さだけはどうにも耐えられません。悴んだ手でスロットルやレバー、ハンドル操作をすると危険なので、電熱グローブは自分の中で冬ツーリングのマストアイテムだと思っております。
こちらの新作グローブは2020年の秋冬に日本導入予定ですが、今からでもチェックしておいてソンはないと思います!
Bluetooth機能無しの廉価版タイプ「GT H-5」もラインアップ
GT H-5 HEATED DRYSTAR GLOVE(アルパインスターズ2020-2021年秋冬コレクションより)
基本的な機能はGT H-7と大差はないですが、手首のボタンで操作できるのでブルートゥース機能は不要な方はこちらの「GT H-5」もあります。

「GT H-5 HEATED DRYSTAR GLOVE」◼️日本導入予定時期:2020年秋以降 ■3万3800円(予価)※写真はサンプルイラストにつきデザインや価格などが変更になる場合があります。
この他にも今回お邪魔した2020-2021秋冬コレクション展示会にはアルパインスターズらしい革新的なアイテムがありましたので、紹介可能なものはまたwebオートバイ等でお知らせ致します。
文責:岩瀬孝昌(編集部)