※月刊オートバイ2019年9月号掲載「現行車再検証」より
ホンダ「NC750X Dual Clutch Transmission」「NC750X」主なスペックと価格
[全長×全幅×全高]2215×845×1320㎜
[ホイールベース]1520㎜
[シート高]800㎜
[車両重量]231㎏/221㎏(MT)
[エンジン]水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ
[ボア×ストローク]77×80㎜
[排気量]745㏄
[最高出力]54PS/6250rpm
[最大トルク]6.9㎏-m/4750rpm
[燃料タンク容量]14L
[変速機形式]電子式DCT/6速リターン(MT)
[キャスター角]27°
[トレール量]110㎜
[タイヤ前・後]120/70ZR17・160/60ZR17
[価格(消費税10%込)]96万8000円(DCT)/90万900円(MT)
ホンダ「NC750X Dual Clutch Transmission」の各部をチェック
クロスオーバーXとスポーツS、さらに現行X-ADVの元祖ともいえるインテグラと共同開発で誕生したNCシリーズ。「ニューミッドコンセプト」と称した、シティーランやツーリングをターゲットにしたモデルで、シリーズ専用設計の水冷パラツインエンジンを搭載。特徴的なエンジン、ヘルメット収納機能も備えた、イマ風スタンダードモデルだ。
DCT車は右にD/Sモードとマニュアル切替スイッチ、左にマニュアル変速の+/-ボタンがある。左ミラー根本のスイッチはトラクションコントロール用スイッチ。
今回の試乗距離は、約500km。平均燃費は31.5km/Lでした!
今回の取材では、一般道、高速道路を組み合わせた約500㎞を走行。燃料補給は2回、走行約500㎞でレギュラーガソリンを約16Lでした。
750㏄で、さして燃費走行もしていないケースで、この好燃費はなかなか経験がありません! 先代の700㏄エンジン時代は、省燃費のコンパクトカー、ホンダ・フィットと同じ73×80㎜のボア×ストロークを採用していたのです。
文:中村浩史/写真:島村栄二