ホンダADV150の試乗会に行って参りました、梅本まどかです(*´꒳`*)ノ
先日、ホンダのスクーター「PCX150」に乗り、すごく乗りやすくて、人気な理由がわかった気がしたのですが、今回はそのPCX150とほぼ共通のフレームとエンジンが使われているADV150に乗らせて頂いてきました。
一番印象に残ったのはシートの形状とポジションの位置!
ADV150に跨ってみたとき、シートの先の形状が三角に尖っているのと、座り心地が少し固めの印象を受け、長距離を走るとお尻が痛くならないかな?と思ったのですが、、、
実際に走ってみると、その三角の形状のトップから下がる角度が丁度太腿裏に沿う形になるいいポジションを発見!!
これにはホントにびっくり(*⁰▿⁰*)‼︎
私は心配性なところがあるのですが、太腿の裏でバイクと触れている事によって安心感が出て、しかも足がとても楽に感じたのです。
見た目と乗った時のギャップにやられちゃいました♪
シートの固さもそこまで気にならず、走れば走るほど、「これならずっと座っていられそう」足の置く位置も変えられるし、最初の印象とは真逆で「どこまでも乗れそうだな」と思いました。
乗り心地をPCX150と比較すると、PCX150はお尻が動くとそれに反応してクイックに動き、ADV150の方がどちらかというと少しゆったりな印象を受けました。
これは、ADV150には今回専用開発された新しいブロックパターンのチューブレスタイヤが履かれているからみたいです。先日「みんなのモーターサイクル工学講座」のイベントで、講師の方に習った"タイヤの幅が広いと設置面が大きくなり、その影響でゆったり感じる"という事が、このPCX150とADV150の違いにも関係しているのかな?と考えてしまいました。
今回タイヤの他に、ホイールも専用開発されていて、パッと見た感じはブレーキディスクなどもあり、あまり目につかないのでわからないのですが、近づいてじっくり見るとスポークが細く軽そうに見えました。
どういった効果があるのかは、私はわからないし、感じられなかったのですが、こうやって新開発されているものも沢山あり、ADV150に対するこだわりを感じました。
あと、走行風に敏感な私はPCX150の時もどうやったら風を避けられるか考えていたのですが、今回、2段階可変スクリーンも新開発された物が使われていて、このADV150はスライドロック機構で工具を使わずに71mmも動かせると聞き、実際に動かしてみるとホントに簡単!
スクリーンがそれだけ簡単に動かせればとても便利だし、風が避けられるのはホントに嬉しいのでいいなぁ。と思いました!
それと、PCX150と比較して驚いた事がもうひとつ!
足つきです。
私の身長は164cmですが、足つきが意外と良く、バックする時も跨がりながら下がることができました。
座ってみると見た目よりも高くなく、PCX150と足つきを比較してもそんなに変わりありませんでした。
ADV150の方が大きく見えるし、実際シート高が795mmに設定されていて見通しがいいとも説明を受けたので、もっと高いイメージでしたが、足つきに心配はありませんでした。
ハンドルポジションは、少し広めに感じましたが高さが丁度いい所にあり、ステップに足を乗せて、ハンドルを握ると背筋がスーっと伸びるような感覚がありました。
背筋は伸びるのですが、肩は上がらず、ちょっと優雅な気分に♪
背筋が伸びる事で自然と目線が上がるからか、とても見通しが良くて安心感も感じました。
自然を見て感じながら、トコトコ走るのが好きな私にとってADV150は走っていていろんな景色が見れたので凄く楽しくて、いろんな所に行ってみたくなりました♪
跨ったり、走ると目につくメーターは、凄く未来的なデザイン!
ウインカーやライトなどのインジゲーターをスピードメーターとは別にアイコンのようにコンパクトにわかりやすくまとめられていたり、スピードメーターの表示が未来的なデザインになっていて、凄く最新感を感じました。
鍵はPCX150と同じスマートキー。
アイドリングストップなどの環境に優しい装置も備わっている所も新しくて良い物という感じがしました。
あと、今回試乗会の説明を聞いて、初めて知った機能がありました。
「エマージェンシーストップシグナル」という急ブレーキを後続車に早く伝える機能で、ABSモジュレーターが走行している時の急ブレーキを判定して、その情報を受け取ったウインカーリレーがハザードランプを高速点滅させ、後続車などに注意を促してくれるそうなんです。
これは、PCX150にもついていたみたいなのですが、こういった安全に繋がる装置があるのも嬉しいですよね♪
あと、今回は走るだけでなく、タンデムで後ろにも乗ってみました!
タンデムで後ろに乗る時にシートが狭かったり手で掴む所がなく不安に思った事があるのですが、ADV150は持つ所もしっかりとあり、しかも握りやすい。ステップも太くてとてもラクに乗る事が出来ました。
乗り心地は、デコボコした少し路面の悪い場所が見えた時に少し構えてしまったのですが、思っていたよりも、通り過ぎた後の揺れが少なく感じ驚きました!
これも「みんなのモーターサイクル工学講座」で学んだ後だったので習った事を思い出して考えてみたのですが、減衰が効いていたのかも?!と思いました。
何よりタンデムでも乗り心地が良く、楽しかったです♪
そぉそぉ!
個人的にですが、ADV150の見た目で凄く気に入ったポイントがありました!
テールランプのXの形なのですが、ストップランプが点灯するとリボンみたいに見えて凄く可愛いくなるんです。
パッと見た感じはかっこいいのにこういった可愛い場所があるのはいいなって(´ `*)
あと、ADV150には3色のカラーバリエーションがあり、私はガイアティーレッド(赤)が1番お気に入り♪
アフリカツインにも使われている色と一緒ですが、この赤色はかっこよさも可愛いさもあり個人的にとてもお気に入りです(*´˘`*)
私は黒のバイクが好きなのでマットガンパウダーブラックメタリックもやっぱりかっこいいなぁと思いました。
ADV150はPCX150のエンジンとフレームをベースにしたアドベンチャースタイルですが、実際に乗って比べると全然違って同じものを使ってもこんなに違う乗り物になる事に改めて感動しました。
バイクってホントに奥が深い!!
今回X-ADVも試乗会に置いてあり、見た目が少し似ているのですが、X-ADVがお兄ちゃん、ADV150が反抗期の妹のように見えました。
伝わるかな?(; ̄▽ ̄)
今回は試乗会に参加し、開発者の方からADV150のコンセプトが「限界を超えていく都会の冒険者」と聞き、沢山の距離を試乗できた訳ではないのですが、ついついアクセルを開けてしまいそうな楽しい感覚や、8の字走行を何回かした時の「このバイクなら大丈夫!」という安心感・ラクさ。またアドベンチャーっぽい無敵感から冒険出来そう感じがしたので、これがコンセプトなのかな?!と短い時間でしたが感じる事が出来ました!
ADV150に試乗し、タンデムもしたり、開発者の方からお話も聞く事ができて、いろんなことを感じたのですが、時間が短かったので長距離を実際に走ってみたり、見通しがホントに良かったので、お洒落な街中などをこのADV150で走り、ツーリングしてみたくなりました(*´∇︎`*)