ダカールラリーを知り尽くした男が新型アフリカツインで遊びつくす!
みなさん、初めての人も初めましての人もこんにちは。月刊オートバイではたまーに登場する三橋淳と申します。今回縁があって、ホンダのアドベンチャーバイク、アフリカツインを使って遊びまわるという、誰トクだかわからないけど、間違いなくやってる私本人が楽しいであろう連載企画が、このwebオートバイで始まることになりました!
初めての人にはこいつ誰? って思われていると思うので、一応説明すると、世界一過酷と言われるオフロードレースの最高峰「ダカール・ラリー」通称パリダカにバイクで4回、4輪で12回出場して、バイクではトッププライベーター賞受賞に、日本人初の南米ダカール・ラリー完走に、日本人としては唯一の4回全て完走の完走率100%男(苦笑)
4輪では5回の市販車部門優勝という経歴を持ってます。要はダカール・ラリーに精通した男、というわけです。
そんな僕の元に新型アフリカツインがやってきたので、色んな所に旅に行きたいし、色々とカスタムしたい。そんな内容をじわじわ展開していこうと思います。
テーマはズバリ「ラリーっぽく遊ぶ」!?
で、ラリーの三橋がアフリカツインに乗るんだから、コンセプトはやっぱり、ラリーっぽいツーリングバイクとして遊ぶ! このコンセプトに尽きるでしょ。
ラリーっぽいって何よ? って感じもするけれど、僕が考えるアフリカツインというのは、やっぱり80年代にパリダカで活躍したNXR750のDNAを受け継いでいるということ。オフロードを難なくこなし、長距離移動も苦にならず。そしてラリー車っぽくスタイリッシュ! それこそがアフリカツインの真の姿だと思っているので、それに近づけるようにしたいと考えています。
実はこの新型アフリカツインが初めてのアフリカツインじゃないんだよね。復活したアフリカツインも、アドベンチャースポーツも、一応乗ってきてはいたんですよ。
でもね、新型のこのビデオ見たら、そりゃ心躍るでしょ!
こんな風に砂漠を走るビデオを見せつけられたら、ラリーストの血が騒ぐというものです!
と言っても、ラリーバイクにするつもりはないです。アフリカツインはあくまでツーリングバイク。ツーリングユースを意識しながら、ラリーっぽいバイクライフの世界を広げていこうと思います。
試乗会での一コマ。これはアドベンチャースポーツの方。ツーリングバイクなのにこんなにバンクさせちゃって(笑) 本誌ではボツになった写真だけど、ここなら使える。それもこれも、プロモーションビデオがいけないんだ!(笑)
協力:ホンダモーターサイクルジャパン
写真:三橋 淳、柴田直行
【次回予告】新型アフリカツインの実車を受け取って、三橋 淳が早速向かった先は? 「はじめまして、ローダウン」次回をお楽しみに!