フルアジャスタブル、の意味をあなたは知っているか
オープンカートリッジらしく、トップで伸び側の減衰をアジャスト。
ボトムでは、圧側の減衰をアジャストできる。元々、CRF250ラリーのボトムには孔が空いていないので、底のプレートを差し替えてアジャスターを埋め込む必要がある。
下段の左から、アジャスター→コンプピストン→リバウンドピストンだ。これが、ケースの中を行き来して減衰力を発生する。ケースは、ハードアルマイトがかかったアルミ製。スタンダードはスチール製である。
圧側は20段。伸側は37段のクリックがついている。このアジャスターは15段分くらいしか体感できないことが多いのだが、このTRICは全段しっかり効果を体感できるアジャスターになっていると土田氏は胸をはる。「伸側は、誰にでもわかってもらえるくらい、変わりますよ」とのこと。