色や柄だって『デザインのため』だけじゃなかった
ところで、フラッグシップのジャケットには色や柄に派手なのも多いのをご存じでしょうか。
彼らは、それにも理由があると言うんです。
「ライダーは何にせよ目立ったほうがいいと考えてるんです。クルマからの視認性というか『ここにバイクがいるぞ!』って気にしてもらえるのは大事なことでしょう?」
安全性のために、あえて目立つように。
周囲に馴染ませようとはせず、逆に存在感を強めることでライダーを護るというセーフティ。
この発想には目からウロコの気分でした。
スポーティさを感じる鮮やかなカラーひとつにも、その裏側にはライダーに対する配慮が潜んでいるんです。
これぞ正しくプロの仕事、ですね。
それがある上で、スポーティなスタイルと蓄積されたノウハウをフラッグシップは1着の中に詰め込みます。
ちなみにこのヴァンキッシュジャケットの場合は、着るだけでスリムに見えるタイトシルエット。
にも関わらず、先のイクシードメッシュジャケットよりストレッチ素材を多くすることで、強い前傾のライディングポジションに対応させているんです。
でも体感的には、ほとんどジャージでも着ているかのようなリラックス感なんですけどね(笑)
ストレッチニットの多用や夜間走行時のためのリフレクター、バタつき防止のアジャスト機構など機能も盛りだくさん。
パンツを連結させるためのストラップなど、小技ですけど効果的なアイデアにも感心させられました。
派手な色や柄にすら『バイクウェアだから』という理由がある。
これってアウトドア系のウェアに、蛍光色とかビビッドなカラーが多いのと同じことですよね。
アウトドアウェアは、山で遭難などのアクシデントが発生した時に、発見されやすくするために自然界に馴染まないカラーをあえて採用します。
その感覚を、フラッグシップは独自のバイク流儀に置き換えているんです。
何よりも、乗りたい!の『気持ち』を大切に
ちょっとくらい泥臭くっても、不器用でもいい。
愚直なほど真面目に、フラッグシップはバイクウェアを作ることに対して揺るぎないポリシーを持っていました。
そのうえで彼らは、ここで最初に言ったことを、何よりも大事にしているんです。
バイクウェアは普段着じゃない。
それに袖を通すことでスイッチが切り替わり、ライダーとしての心に火が入る。
そして、バイクに乗らない時間にも、そのウェアを眺めるだけでも『乗りたい!』の気持ちが膨らんでいく。
俺たちは、そういうウェアを作りたいんだ!って彼らは言います。
ウェア作る側だって、バイクが大好きな人ばっかり。
だから彼らは『ワクワクすること』をウェアを通じて作り出したいと考えてる。
商売として売れればそれでいい、じゃない。
少なくともフラッグシップはそうじゃありませんでした。
バイクが大好きな仲間たちに向けて、特別な時間を楽しむための『スペシャル』を届けたい!っていう気持ちを製品に込める。
そういうの、ものすごくカッコいい!って思いませんか!?
夏用バイクウェアにかける『情熱』をご覧ください!
《フラッグシップ公式WEBサイト》
安全性も快適性も重要です。だけど、そこに加えて『そのウェアが好きだから着る!』っていう気持ちが大事だっていうこと、今回、改めて学びました!
ところで夏用メッシュウェアは5月上旬から動き出して、人気モデルはあっという間に完売になることもあります。
早い者勝ち、なのでご注意を!
《紹介しきれなかった『機能』や『価格』など商品情報はこちら》
▶ イクシードメッシュジャケット
▶ ヴァンキッシュ ジャケット