カートリッジ風サスペンション

画像1: カートリッジ風サスペンション

フロントフォークにはNAG製のネコアシダンパーシステムを採用しています。こちらの製品は一般的なフロントサスペンションの減衰が発生する機構を変更することで、ダンパーロッド式フォークにカートリッジ式の様な減衰特製を生み出します。つまり、普通のフォークがカートリッジ風のフォークに変わる代物なんです。

フォーク内部ではバルブによってオイル流量が制限されます。その変化に対応して開口面積が変わるバネ作動弁を設けており、フォークのストロークスピードに応じた減衰力が発生しています。「例えば、硬いオイルを入れるとほとんど動きません、例えば10番のオイルをいれると乗れないくらいです。林道で遊びで使うなら5番あたりがおすすめですね。ちなみに僕は0番を入れています。」(杉浦)

画像2: カートリッジ風サスペンション

フロントフォークは突き出していますが、これも柔らかく潰れるツーリストならではとのこと。ノーマルタイヤだと潰れないため曲がる時にカクカクしてしまい、運転が非常に怖くなります。

・ツーリストにこだわる理由は他にもなにかありますか?

「確かに街中で乗りやすいのはノーマルタイヤです。しかし、条件が悪い所(ガレや湿った場所)だと進みませんが、トラタイヤだと勧めます。山で楽しいのは1番ですが、街乗りが辛いのも嫌なんですよ。さらにこれだと山を荒らしにくい(掘りにくい)のもポイントですね。」

キーになるのがサブタンク

画像: キーになるのがサブタンク

リアショックはG-sense製のリザーブタンク付きをチョイス。「長時間乗ってもタレない事が大事なんですと」杉浦さん。ダンパーはかなり緩めてあり、80ニュートンと少し硬めのスプリングを導入しています。それに合わせ車高も少し下げて調整しており、ノーマルサスの車高に近づけています。今回はG-senseですが、タンデムではオリジナルチューンのリアショックも販売しています。

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