必要な機能が『当たり前のように』備わっているのがバーグマン400のスゴさ
バーグマン400は、従来モデルよりコンパクトになったおかげで、街乗りでの扱いやすさがさらに向上し、さらにスポーティな走りが楽しめるスクーターに生まれ変わっていました。
ここからはバイクのディテールをもっと詳しく見ていきたいと思います。
「夜間も明るいLED左右2灯式ヘッドライト」
エレガントなフロントマスクには、夜間も明るい左右2灯式のLEDヘッドライトが採用されました。
滑らかな丸みがありながらも、シャープで丹精なデザインがお気に入りです。
ウインカーはカウルにビルドインされているのでデザインがスッキリしていますね。
「アナログメーターと多機能デジタルメーターの組み合わせ」
中央のデジタルメーターには、ODOメーターやトリップメーターはもちろん、時計や燃料計も表示でき、外気温計と燃費計を切り替えて表示できます。
タコメーター下には、外気温が低い時に点灯するフリーズインジケーターと、燃費の良い運転時をひと目で確認することができるエコドライブインジケーターが備わっています。
「居住性の高いフットボード」
バーグマン400の跨りやすさや乗りやすさは、このフットボードの恩恵も大きいでしょう。
膝を伸ばしてリラックスしたポジションでも、曲げた状態でも居住性が高いんです。
スクーターに乗り慣れている人は知っていると思いますが、足の置き場に自由度が高いと乗るのが楽しくなりますからね。
「操作がしやすく質感の高いハンドル周り」
ハンドル周りはバーグマン400のラグジュアリー感が常に体感できるポイントのひとつでしょう。
フロントボックスも使いやすい位置にあり、バイクに跨ったまま小物の取り出しができたり、パーキングブレーキやメインキーの操作も可能です。
ハンドルの位置や角度も絶妙で、常にリラックスした状態でハンドル操作ができます。
右スイッチボックスには、キルスイッチ、ハザード、セルスターターなど標準的なスイッチが備わります。
左スイッチボックスにはウインカースイッチとホーン、ヘッドライト切り替えスイッチがあり、ハイビーム、ロービーム切り替えスイッチに加え、パッシングスイッチも装備されています。
スリムなのに座り心地も気持ちいいラグジュアリーシート
そして! ボクのバーグマン400の一番お気に入りポイントはシート**です。
クッション性が高いので長時間乗っていても疲れないのはもちろん、調整可能なバックレストがあるので安定感を高めてくれます。
シート高は755mmと低い上に、シート前方に向けてスリムになっているので足つき性はバツグンですね。
さりげないブルーの糸でダブルステッチ縫いされているのが高級感を感じます!
バイクに跨ったままでも給油できるガソリンタンク
給油口にアクセスするフタはボタンで開閉でき、メインキーを使って給油キャップを開けることができます。
ガソリンスタンドで給油中にフタの置き場に困ることがありますが、給油キャップを固定させて置けるスペースが備わっているのはすごく便利ですね。
こういうちょっとしたポイントも、スズキらしいライダー目線のアイディアが詰まっています。
400ccスクーター「バーグマン400」の燃費は?
トータル走行距離:371.2km
使用ガソリン量:16.41リットル
燃費:22.62km/ℓ(満タン法)
(下に続きます)
使い方が限定されない“マルチ”なビッグスクーター
今回はバーグマン400のディテール解説や、街乗り&コーナリングでの乗り味を中心にご紹介しました。
これはもう、ビッグスクーターとしての性能は文句無しですし、今やライバル車種も見つからないほど完成度が高い。
でも、せっかく400ccもあるんだから、街乗りだけで終わらせたらもったいないバイクなのは確かです。
やっぱり高速ツーリングやタンデム走行もバツグンに楽しいハズ。
…ということで、次回はハイウェイ走行&タンデムインプレッションに出かけてみようと思います!