最速を求めつつも、他とは路線を選ぶスズキのスーパースポーツ『GSX-R1000』のスペックや装備など基本情報を解説します!

2020年モデルのカラーは100周年記念モデルだけじゃありません

GSX-R1000Rのディテール/装備解説

画像1: GSX-R1000Rのディテール/装備解説

倒立フロントフォークはSHOWA製のBFF(バランスフリーフロントフォーク)を採用し、現時点で電子制御ではない機械式サスペンションとして最高の性能を体感できます。

ブレーキはブレンボ製のモノブロックキャリパーをラジアルマウントで二基掛け。Φ320mmのブレーキローターもブレンボ製で統一しています。ストッピングパワーも強烈ですが、どこまでも追い込めるようなブレーキの扱いやすさが特徴的。

タイヤはブリジストン製のBATTLAX RACING STREET RS11を装着。

画像2: GSX-R1000Rのディテール/装備解説

リヤブレーキのキャリパーはニッシン製シングルピストン。リアのブレーキローター径は220mmとなっています。

画像3: GSX-R1000Rのディテール/装備解説

リアサスペンションもフロントと同じくSHOWA製。BFRC Lite(バランスフリーリアクッション ライト)を装着しています。

ハイパワーをごく自然に受け止める強さと、公道のギャップをごく自然にいなす動きの良さを両立。

固いだけじゃない、現段階での機械式リアサスペンションの究極のひとつです。

画像4: GSX-R1000Rのディテール/装備解説

アイドリングから低回転域ではゴロゴロと低く響くエキゾーストサウンドを奏でるマフラー。

高回転域まで回すと、まさに咆哮!と言いたくなるような乾いた4気筒サウンドに変化します。

空吹かしだけでも官能的!

(下に続きます)

画像5: GSX-R1000Rのディテール/装備解説

スーパースポーツとして後輪の接地感を感じやすいダイレクト感が重視されたスポーティなシート。

にも関わらず、長時間の乗車でも想像以上に快適でお尻が痛くなりにくい。

スズキのシートは総じて完成度が高いのですが、スーパースポーツという特殊なジャンルでも、快適さが確保されていることに驚きを感じます。

画像6: GSX-R1000Rのディテール/装備解説

気に入ったのがステップの形状。

ステップ先端がハネ上がり、尖った形状のため靴のソールを食い込ませるようにすると先端部分に思い切って乗り込むことができます。

スポーティなライディングフォームも思いのまま!

画像7: GSX-R1000Rのディテール/装備解説

シフトアップ・シフトダウン共にクラッチ操作無しでギアチェンジが可能なクイックシフター/オートブリッパーを標準装備。

シフトダウン時のオートブリッパーは設定が非常に難しいものとされているけれども、GSX-R1000Rのそれはパーフェクトです。

シフトダウンが楽しい!という新しい快感に目覚めること間違いなし。

画像8: GSX-R1000Rのディテール/装備解説

燃料タンク容量は16L。ハイオク指定。

100周年記念カラーの『S』エンブレムはスズキの社章のカラーをイメージ。実は通常のクロームメッキのエンブレムよりも遥かに高額なパーツだったりします。

GSX-R1000Rの記事はこちら!

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