マディの汚れは寝かせて洗車
泥がガッツリたまるアンダーガード
「上からバイクを洗車していくと、いろんなところに泥や砂が溜まってしまいますよね。アンダーガードや、ディスクガード、外装の裏、スイングアームの裏、フレームの内側などなど枚挙にいとまがありません。
パーツ類は一旦外してから洗うのがベストです。全日本モトクロスも、レースが終わってしまえばバラして徹底的に洗浄します。でも、ヒート1が終わってヒート2を控えた短い時間では、バラさず洗います。一般的には、それでOKでしょう。ただ、いろんなところに泥が残っちゃうんです」と土田さん。では、どうするのか…
答えは簡単! 寝かせたバイクを「内側から外側にむかって洗う」のが正解
この様に横に寝かせた状態で洗車をすることで、内側の汚れが圧倒的にみやすいし、バイクの上の泥も下におちていきづらいわけです。フェンダー裏も、ばっちり見えます(洗い残し、おおいですよね!)。
「特にマディで寝かせて洗う場合は、内側からバイクを洗うイメージではじめるといいと思います。内側にたまった泥を高圧洗車で吐き出していくことで、勝手に外側もキレイになります。最後に外側を流せばいいのです」と土田さん。
寝かすことによって普段見えにくい箇所の汚れも見えるようになります。洗い残しがいっぱい。
「洗車の時にバイクを倒すなんて知ってるよ」ってユーザーもいるとは思いますが、ここで土田'sテクニックの登場です。
ただ寝かすではなく、どこで支えるかがミソ
僕も洗車の時は、メインスタンドを枕にバイクを横に寝かせて洗いますが…この様にハンドルの端もしくはハンドガードで立て掛けています。このようなやり方で寝かせている人も多いのではないでしょうか。
ハンドル端ではなく、アンダーブラケットを使う
土田さんのノウハウでは、ハンドル端ではなくアンダーブラケットを支点にバイクを寝かせます。ここで支えれば、グリップやハンドガードが傷つきづらいってわけです。しかも、ハンドル端と違ってしっかり置けるので、ズレにくいのもポイント。