だから楽しくレース観戦できる! レースを支えるスタッフの皆さんも大活躍!
今回行われたSUGO大会、2020開幕戦ですが、表彰式のスピーチで沢山の選手がお話しされていた「沢山の協力があって今回行う事ができた」という言葉。
選手の走りも熱く、スピーチでも気持ちがとても伝わる内容だったのですが、選手だけでなく、スタッフの皆さんからも同じような想いをとても感じた2日間でした。
私はSUGOのモトクロスコースに初めて行ったので、いつものことなのかもしれませんが、凄くトイレがキレイだったのです!
トイレかよ、と思うかもしれませんが、モトクロスは巻き上げられる砂埃も凄く魅力的ですが、反対に砂埃が沢山あるので観戦場所でなくても砂や泥は飛んできてしまいますし、観戦客の靴も砂まみれです。
勝手なイメージかもしれませんが、トイレも砂だらけなのかな、とか少し汚いイメージがあったのですが、このSUGOではこまめに清掃員さんが掃除をして下さっていて、ホントにキレイだったのです。
これはホントに驚きました!
こういった場所への配慮って、なかなかしていない所もあると思うのですが、一生懸命綺麗にして下さっている方のおかげで、利用しやすく、観戦を楽しめているなと感じました。もちろん使っている観客のマナーが良いのもキレイな理由のひとつだと思います。
また、レースでは暑い中、一生懸命フラッグなどでコース状況を示すオフィシャルさんや、転倒した時に助けに行く人、連絡する人など、レースを安全かつスムーズに進めるためのスタッフさんがいます。
メディカルスタッフさんと、コースサイドにいるスタッフさんとの連携も、今回は近くで見る事ができ、その素早い対応、チームプレイに感動しました。
このSUGOのコースは昔は世界選手権も行なわれていたという歴史もある事が関係しているのかもしれませんが、コースの素晴らしさと共に、スタッフの方の動き、取り組みも凄いなと感じる2日でした。
あと、このSUGOには「2元実況」と呼ばれている特別な実況があり、2つの離れたエリアにある実況席からそれぞれのエリアの状況を伝え、掛け合い実況をしているそうなんです。
「日本では唯一の実況だよ!」と実際に実況されていたアナウンサーさんが教えて下さいました。
実況席はスタート地点や表彰台の近くにある建物と、ブラボースタンドの後ろの建物の2カ所に設置されているのですが、ブラボースタンドからはヨーロピアンセクションの内容を伝えているそうです。
でもスタート直後はいいのですが、だんだん周回遅れも出てきて、いろんな場面でバトルが起きたりすると2人で実況って凄く難しそうだなと思ったのですが、「ここで俺たちしかやっていないからね!」と誇らしげに、またそれだけ熱意を持ってお客さんに届けている実況アナウンサーさん達の言葉は素敵でした。
ホントにいろんな方が一生懸命取り組まれて、走り、熱い熱いバトル、レースが行われたモトクロスですが、大人だけでなく、子供達のレースCXクラスの戦いもとても白熱したバトルが繰り広げられていました。
転んでマシンが動かず悔しがっている子や、立て直して抜き返し優勝した子、頑張って逃げ切ろうとコーナーと直線でしっかり体重移動などしながら走る姿には感動して、胸が熱くなりました。
走りはかっこいいのに表彰式では、恥ずかしがって「うん」しか話さない可愛い選手達でしたが、そんな温かい雰囲気と熱い雰囲気。
改めて、振り返ってみると「モトクロス愛に溢れた大会だったな」と感じます。
イベントブースや走りの写真も沢山撮ったのでそちらでもお楽しみ下さい♡
次戦もこのSUGOで、10月3、4日に行われるそうです! しかも、全日本選手権シリーズでは初めての試みとなる「トリプルヒート(決勝3ヒート制)」が採用されるとのこと。
前売りなら2日間通しで3300円(※人数が増えると割引あり、レディースは2300円!)で観戦出来ちゃうので、気になった皆さんも是非観に行ってみて下さい♪ バイクだと駐車券も無料ですよ!