40mmシート高を調整できたガチの『デカいオフロードバイク』
スズキ「DR650SE」は1996〜2000年に輸出仕様として発売された644ccのビッグオフロードモデルです。
日本にはスズキの輸出モデルを扱う、モトマップ社経由で逆輸入されていました。
空冷SOHCの単気筒エンジンは排気量644ccで、これは当時オフロードバイクとしては最大級に大きく、250ccモデルのオフロードバイクとは桁違いの走りで多くのダートファンを魅了しました。
車両車重が166kgと250ccクラスと比べると、やや重たくなっていますが、最高出力は43PSを6400回転で発揮するほどハイパワーなものでした。
シート高が885mmと、日本人には少し高い設定でしたが、シート高を約40mm分調整することができ、最大で845mmまで下げることができました。
そのおかげもあって、大型免許が必要となるビッグオフロードにも関わらず、極端に乗り手が制限されない扱いやすいトレールバイクでもありました。
ビッグオフローダーとアドベンチャーバイクという違いはありますが、こういう基本の扱いやすさはスズキ車の基盤。現行車の『Vストローム650/XT』シリーズにつながるものがあるのかもしれません。
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映像にはリアのスイングアームから後方を映した映像など、迫力のある走行シーンもあります。
まだ軽量なアクションカメラもなかった時代にも関わらず、様々な角度からの走行シーンが撮影されており、いま見ても迫力満点!
映像は1分程度のショートムービーですが、いまとなってはなかなか見ることが難しくなった貴重な走行シーンをお楽しみ下さい。
他にも『Suzuki Global』のYoutubeチャンネルは、他にも貴重なアーカイブムービーやニューモデルの最新映像が更新されています。
みなさんも是非チェックしてみてくださいね!
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