オフロードバイクには怪我がつきもの。その怪我もちょっとした打撲から入院が必要な骨折、さらには後遺症が残ってしまうような大怪我まで様々です。中にはその怪我が原因で、再びバイクに乗るのを諦めてしまう人も多いと思います。そんな方たちに、もう一度バイクに乗ってもらいたい、という活動が、Side Stand Project(SSP)です。
下半身が動かなくても乗れるワケ
安全を最優先に作り込まれたスペシャルマシン
サーキットを走るマシンには補助輪はありませんが、広場での練習車は安心の補助輪付き。
補助輪もほとんど傾かないものから、ある程度傾くものまで3段階に分かれていて、徐々にステップアップしていくことができます。
足がステップから外れてしまうととても危険なため、ブーツはロードバイクにも使われているビンディングで固定します。
もちろんシフト操作はできないため、左手で操作できるオートシフターを特注。
他にもスタッフが危険を察知した時にはリモートでエンジンを停止することができるリモコンが付いていたり、パラモトライダー用にスペシャル仕様になっています。
ニーグリップするための筋肉を動かせないため、足はベルトでマシンに固定します。