誰でも気軽に乗れる新感覚モビリティ!
ノスリスとは「私たちは自由だ」という意味のラテン語の頭文字をつなげたもの。その名の通り、自由自在に街を駆け、人々の暮らしを支える新世代の移動手段を目指したものです。見ての通り、前2輪、後1輪の3輪サイクルで、EVモデルの「NA-01」と電動アシスト付き自転車の「NB-01」の2タイプをラインアップしています。
自立可能な独自の構造で安定感、安心感は抜群!
まずはEVモデルの「NA-01」を見てみましょう。ペダルの付いた自転車スタイルですが、このNA-01はスロットルレバーを備え、ペダルをこがなくても自走できるEVトライク。トラック幅(前2輪のタイヤの中心線の間隔)の関係で、原付ではなくミニカー扱いとなるため、運転には普通自動車免許が必要となります。
最大の特徴はこのリーン機構。バイクのように、車体をバンクさせてのコーナリングが可能で、抜群の安定性を誇ります。ちなみにリーン角は最大20度、舵角(ハンドルを切った際にタイヤが動く角度)は30度に設定されています。前2輪の間には荷物カゴも備わっています。
リーン機構自体にストッパーが備えられているほか、このような、ディスクブレーキのような構造をしたロック機構も備わっているので、荷物の積載などで重心がよほど傾いてしまわない限り、基本的に自立可能。転倒のリスクがとても少なく、走破性も高いのが特徴です。
今回試乗してきたのは市販直前のプロトタイプ。市販版は、モーター出力約500W、最高速度約40km/h、航続距離は満タン充電で50km程度を想定しています。
そしてこちらが電動アシスト自転車の「NB-01」。フレームの基本構成はEVと同じですが、こちらはトラック幅が若干狭く、舵角も40度となっており、フロントバスケットは上に移設されています。ただ、このバスケット、EVも同じなんですがフレームマウントとなっていて、ハンドリングが荷物の積載に影響されないのもポイント。
そう、ノスリスはカワサキのモーターサイクルを開発しているエンジニアが考えたモビリティで、随所にそのノウハウが込められているのです!
こちらはモーター出力約250W。電度アシストの出力は5段階(試乗車の場合)から選ぶことができ、航続距離は満タン充電で50~70km程度を想定しているそうです。
バイクのような車体のしっかり感で爽快に走れる!
EV、電動アシスト付き自転車の両方に試乗もしました!さすがモーターサイクルの技術者が造っただけあって、どちらも車体がビシッとしていて安心感があります。車体をリーンさせて曲がる感覚はバイク乗りにはなじみのあるもの。EV版のNA-01は想像以上に速く走れて、とても爽快でした。
電動アシスト付き自転車のNB-01も、出力を大きくするほどに、ひと漕ぎで生まれるダッシュが強力になります。ハンドルが想像以上に大きく切れるので、小回りやUターンもラクラク。予想していたよりずっと軽快で、これなら街でもスイスイ走れそうです。
発売は5月12日、クラウドファンディングで各50台限定!
このノスリスは5月12日(水)10時から、クラウドファンディングの「マクアケ」で限定販売されます。価格はEV版のNA-01が税込32万円、電動アシスト付き自転車のNB-01が税込27万円。いずれも50台の限定販売です。気になる人は、まずは公式HPを見て、詳細を確認してみましょう!