今年、JNCCで破竹の勢いで連勝を続ける馬場大貴。阪下、広島、鈴蘭ときて、この第4戦ダイナランドでもライバルを寄せ付けないスピードで優勝を果たした。特に今大会は今年初めて渡辺学と鈴木健二が揃って出場する大会であり、熱田孝高や田中教世といったMXライダーも参戦し、今年最も優勝のハードルが高い大会と目されていたにも関わらず、だ。
田中はまさかのチェーンガイドを破損してしまい、1周目で1時間以上のロスを喫して3周で戦線を離脱。鈴木健二も鈴蘭に続き目の不調に悩まされ、ペースが上がらないまま6周でレースを終えた。
渡辺、鈴木が離脱してしまうと、馬場の独壇場だった。CGCにも積極的に参戦している馬場は、すでにより難易度の高いレイアウトのダイナランドを走っており、今回大きく勝敗に影響したウッズの登りなどは、JNCCしか出場しない他のライバルたちに大きく差をつけていた。
CGCといえば今回熱田との熾烈なバトルを制して2戦連続準優勝となった小林雅裕も、CGCダイナランドに参戦。元々ハードにも適正ありなスキル派のライダーだったが、MXレジェンドにうち買ったのにはこの辺にも秘訣があったのではないだろうか。
COMP-GP総合順位 | ライダー | ゼッケン | 記録 | 周回数 |
---|---|---|---|---|
1 | 馬場大貴 | 2 | 2:37:13.008 | 15 |
2 | 小林雅裕 | 4 | 2:45:56.227 | 15 |
3 | 熱田孝高 | 5 | 2:46:12.601 | 15 |
4 | 内嶋亮 | 13 | 2:41:12.096 | 14 |
5 | 神馬匠 | 6 | 2:42:44.996 | 14 |
6 | 鈴木涼太 | 11 | 2:44:56.293 | 14 |
7 | 小林雅人 | 1002 | 2:48:33.228 | 14 |
8 | 高橋吟 | 374 | 2:39:32.890 | 13 |
9 | 内山裕太郎 | 10 | 2:39:47.107 | 13 |
10 | 宗本駿真 | 2120 | 2:40:48.459 | 13 |