イオックスアローザからは、南砺市が一望できる。この素晴らしい景色は、見慣れることはない。
走行会では大神智樹によるスクールも行われた。
ゲレンデ下に作られたキッズ用の8の字セクションは、無数の細かい轍が生まれ、キャンバー気味なことも合わさって激ムズに。
ゲレンデは大きく上下に分かれていて、こちらが下段。ほぼすべてがキャンバーで、速く走ろうとするとめちゃくちゃ難しい。それでも登りではしっかり全開の気持ちよさが味わえる。ただ1人、イベント前日に入り走っていたという齋藤祐太朗は、知らずに一日中逆回りで走って「めちゃくちゃ難しいし、まったく開けるところがない苦しいだけのコース」と大神にボヤいたとか……。
こちらがゲレンデの上半分。JNCCやJEC日高のようなグラストラックの練習が、思う存分に堪能できる、貴重なフィールドだ。ヨーロッパのGPを経験している大神だからこそ作れるコースレイアウトだろう。
富山県南砺市はBETA JAPANのお膝元。日曜日にはメディア試乗会を終えたばかりの2022モデルの試乗会が開催された。
下のゲレンデを駆け上がったここが、撮影ポイント。
走行会に集まったのは、初級レベルから上級レベルまで様々。それぞれのペースで初めてのコースを楽しんでいた。
JNCCのFUN-Aクラスを走る橋本努さんのジュニア、大喜くんも全開。めちゃくちゃ速かった。
土曜日の走行会に刺激され、慶祝郎くんのお姉さんも初バイクにトライ。大神がマンツーマンで教えると、すぐに走れるようになって笑顔を見せていた。イベントの受付など、慶祝郎くんのご家族が大神を支え、尽力してくれた。