写真:南 孝幸
貴重な「SP」カラーを国内仕様ベースで制作
5速ミッションと新型のロングストロークエンジンを採用して2020年に登場した新型グロム。国内でも人気沸騰中ですが、そんな中で注目されているのが、国内仕様にはないカラーバリエーションを備えた海外仕様。中でも、ひときわファンの注目を集めるのが、パールホワイトにブルーとホワイトの専用グラフィックをあしらった「SP」なのです。
スポーティなイメージのグロムに似合うカラーグラフィックということもあり、SPを求める声が多かったことを受け、レガーレでは急遽SPの外装パーツをアメリカから緊急輸入。国内仕様をベースに、コンプリートモデルとして「SP」をラインアップしたわけです。
「SP」の北米仕様とどこが違う?
こちらは北米仕様のグロムSP。北米仕様のグロムは、2022モデルでは3色が設定されていて、ブラックとイエローはホイールとキャリパーがブラックでフォークのアウターがシルバー仕上げ、そしてこのSPはホイール、キャリパー、フォークのアウターがゴールドとなっています。
レガーレが今回制作した「SP」は国内仕様がベースなので、前後ブラック仕上げとなるのですが、本国SP仕様にしたい!というオーナーさんのために、ゴールドホイールへの換装を3万8500円のオプションとして用意してくれています。ちなみに、国内仕様がベースのため、ABSは標準装備!これも嬉しいポイントであります。
グロムのスポーティさを引き立たせる特別なグラフィック!
北米仕様に設定されたSPのスペシャルカラーは、白地にブルーとレッドをあしらった、アメリカ国旗を思わせるデザイン。ホンダファンが大好きな「トリコロール」でもあり、スポーツムードを非常に高めてくれるグラフィックです。
タンクカバーは左右それぞれのパネルを3か所のボルトで留める構造。脱着も簡単なので、気軽に「着せ替え」を楽しめるのもポイントのひとつです。SP以外のノーマルカラーや、タイ仕様のカラーの外装を手に入れて、イメチェンを楽しみながら乗るのも素敵だと思います。
サイドカバーにも「SP」のロゴがあしらわれています。当然、使用している外装はすべて純正パーツなので、装着は完全ボルトオン。当たり前ですが、フィッティングも完璧です。
ホワイトを基調としたヘッドライトカバーには「SP」のロゴが入った、凝った仕様となっています。LEDヘッドライトや電球タイプのウインカーはノーマルのままとなっています。
価格は59万1800円、1月16日から50台を限定発売!
人とは違うグロムが欲しいライダーにはぴったりの、グロムSP、お値段は国内仕様ベースのスタンダードで59万1800円。ゴールドホイールやナイトロンサスなどのオプションパーツも用意されるそうです。発売は1月16日からで、販売台数はわずか50台。早々に完売してしまいそうなので、気になる人は速攻で問い合わせた方がいいと思います。
ちなみに、いま発売中の月刊オートバイ2月号では、このグロム、モンキーFSをはじめとした、注目のモンキー&グロムカスタムをたっぷりご紹介中なので、よかったらそちらも是非ご覧ください!