画像3: エンジンは、ヘッドカバーが浅い形にアップデート。よりヘッドに剛性が求められる形で内部に変更があるか

ミッキーマウスのようなカムカバーがついたのが今エンジンの特徴だ。現行型では、フィンガーフォロワーがカム下に収まっているが、このプロトタイプもエンジンの高さは変わらないように思われるため、おそらく踏襲されたシステムだと思われる。ヘッドカバーが浅くなると、製造工程上カムの受けを削り抜く際に、どうしても切り欠きができるためカムカバーがつくのだが、当然この場合、シリンダーヘッドの体積が大きくなるため、剛性も上がる。また、深くなったシリンダーヘッドで、さらなる新技術が搭載されていても、おかしくないだろう。ただし、DOHCであることや、チェーンドライブであることはほぼ確定的なので、あるとすればカム付近のシステム変更、あるいは寸法のアップデートがおこなわれたか。

あるいは後述するが、インテークの都合か…とも見て取れる。

画像3: KX450SRプロトタイプを深掘り。基本骨格変えず、エンジンと吸気系をアップデートか
画像4: KX450SRプロトタイプを深掘り。基本骨格変えず、エンジンと吸気系をアップデートか

エキゾーストパイプは、現行がダウンチューブの脇を通り、短い設計だが、プロトではフレームの間を通すことで管長を長くとった仕様。

画像4: エンジンは、ヘッドカバーが浅い形にアップデート。よりヘッドに剛性が求められる形で内部に変更があるか

そのおかげか、サイレンサーはかなり車体側に寄っており、明確にマスを集中させた意図が見える。

画像5: エンジンは、ヘッドカバーが浅い形にアップデート。よりヘッドに剛性が求められる形で内部に変更があるか

なお、もっともプロトであやしいとにらんでいるのが、吸気経路。スロットルボディをみても、だいぶダウンドラフトした角度になっているように感じる。

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