まずはムルティストラーダV4Sの印象から!
日本各地をリレー形式で走る「Multistrada V4 Discover Japan Trip」、webオートバイの担当地域が東海圏! ということで、3日間ある中の1日を私、梅本まどかが地元愛知県のオススメスポットを走らせて頂きました!
今回走った車両はDUCATI MULTISTRADA V4S。
見た目はとてもかっこよく、走らせて頂けると聞いてから凄く楽しみにしていました。
乗った率直な感想は「セッティングの差を凄く感じられて、これがボタンで操作できるって凄い! 乗っていると快適だし、ホント楽しかった♪」です。
このムルティストラーダV4Sはハンドル周りに沢山のボタンがあり、いろいろ操作しセッティングができるのです!
この説明を教えて下さったのはスタート地点となっていたDUCATI 東名名古屋の皆さん。ホントに丁寧にわかりやすく対応して下さり、とても助かりました。
スタッフさんに「DUCATI乗ったことある?」と聞かれそのまま答えるのに加えて普段自分の乗っている愛車がCB400SFだと伝えると「DUCATIはリアブレーキが普段乗られているバイクより効きにくいからフロントをしっかり使ってね!」と教えてくださいました。
また、シート高は830mmと810mmのいずれかを選ぶことができます。
私は身長164cmですが、シート高を下げて頂いたので両足共つま先が着くようになりました。
「よーし!これでいろいろ試せるぞ♪」と楽しみになるとお店のスタッフさんたちも笑顔になり「是非いろいろ試して欲しいです。ホントに楽しいし、快適なので」と自分が走って試したお話しから注意する点など凄く丁寧に教えて下さり最後は笑顔で見送って頂きました!
ここがスタート地点で本当に良かったと思いました。
実際にお店を出て最初に走った印象は「発進する時と止まる時にぐにゅっというか、ふわっというか、、、どこが重心なんだろう?」という初めての感覚でした。
この話を止まった時に話すと、一緒に走っていた小野塚君が「セッティング変えてみたら? 僕は変えたよー」とアドバイスをくれたので、お店で聞いたやり方で触ってみることにしました。
ボタンを押すだけで簡単にセッティングが変えられるのですが、最初乗っていたのは「一人用」のサスペンション設定。これを1つ硬くする「一人+荷物用」という設定にしてみたのです。
そうすると発進した時と止まる時に"ここだよ!"という重心はわかるけど、サスペンションは動いているのがわかり、とても乗りやすくなったのです!!
実はサスペンションのセッティング差を感じたのは今回が初めてでした。
サスペンションのセッティングが乗り味に影響するという話はよく聞くし、イメージはあったのですが、実感することができ、よりこの大切さを感じました。
これがスイッチ1つでできるのってホントに凄いし、わからないものだと思っていたのに、しっかり感じられたことがなにより嬉しかったです♪
ちなみにパワーモードも選ぶ事ができるのですが、最初はツーリングモードにしました!
この日は、「スポーツ」モードも試したのですが、サスペンションほどの差は感じられませんでしたが、変えて最初にアクセルを開けた感覚が「あ! さっきよりちょっと速く回転が上がる気がする?!」くらいでした。
それよりも高速道路で使用したアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)が快適だったり、ウインカーが自動で消えたり、ブラインドスポット検知機能(BSD)というバックミラーの死角に他車両が入ってきた際にミラーに埋め込まれたLEDインジケーターの発光によって知らせる機能があり「あ! 右後ろから車が近づいている」ってすぐに知ることが出来て凄く楽チンだったのです!
今時(?)というのか最先端な部分に触れられた気がして、こんなに楽なんだ! 安心して使えるんだ!とバイクの進化に凄く驚きました。
もちろん車両は大きいので軽くはないのですが、押し歩きもできましたよ!
乗る前に「4 bikes in 1」というコンセプトを見て、私にはわからないんじゃないって思っていたのですが、これだけスイッチ1つでセッティングが変わる様子や乗車姿勢の楽さ、アクセル操作もしやすいことなどからこれを使いこなしたらホントに楽しいんだろうな「4 bikes in 1」なんだろうとイメージできました。
全部知る事はもちろん出来なかったし、4分の1くらいしか試さなかったけど、それでもこんなに楽しく乗れたということが嬉しかったです♪
また最初に教えて頂いたリアブレーキですが、ホントに教えて頂いた通りで、普段どれだけフロントが丁寧にかけられていないのか実感し、勉強になりました! スポーティーなバイクはこんな感覚なんだろうなって。知ることもできて学びの多い1日でした!
それでは、おススメのツーリングスポットをご覧ください!
他にも感じた事は沢山あるし、この車両はいろんな機能が備わっているのですが、その辺りはいろんな記事が上がっているので気になった方は是非「DUCATI MULTISTRADA V4S」で調べるとスペックなどいろいろ出てくると思うのでチェックしてみて下さい☆+°
今回はせっかくなので走った場所の紹介をさせて下さい!
地元愛知県を走るということで映える場所を目的地に走りましたよ♪
DUCATI東名名古屋店さんからスタートし、 A【三河広瀬駅】→B【刈谷ハイウェイオアシス】→C【名港】→D【久屋大通駅】です。
愛知県のいろんなところを走りました!
下道も高速道路も走ったのですが、まず最初に向かったA【三河広瀬駅】。
ここは、かつて豊田市にあった名古屋鉄道三河線の駅(廃駅)なんです。
隣に川が流れていて、橋を渡ってすぐの所にあるのですが、自然が多く、ベンチなどもあり愛知県の方には人気のスポット!
現地に到着するとツーリングしていた方や写真を撮りにきた方、地元のおじいちゃん、おばあちゃんが休憩していたり。とても和やかな癒しの雰囲気のある場所でした!
この場所もオススメなのですが、私が推したいポイントはここに来るまでの道。猿投グリーンロードがオススメ!!
2005年に愛・地球博が行われたモリコロパークの横を通り過ぎ、暫く進むと料金所があり、高速道路に乗るのですが、この道が凄く走りやすいんです!! 木に囲まれて自然を感じながら走れて、道も綺麗で、鼻歌を歌いたくなるくらい♪
愛知県民にとってクルマでもバイクでも走りに行くなら、1度は候補にしたことがあるんじゃないかなと思います。
ちなみにこの三河広瀬駅の隣の川は矢作川で三河湾に注ぐ河川で、この辺りではお金を払って釣りをする人もいるそうです!
ツーリングで自然の多い場所に行くと気持ちがいいですよね☆+°
次に向かったのはB【刈谷ハイウェイオアシス】。ここは伊勢湾岸自動車道のサービスエリアなのですが、観覧車があったりテーマパークのような感覚で人の集まる場所。ご飯屋さんも充実しているので、ここでお昼ご飯を食べることにしました!
名古屋名物が沢山売られている中で、私が選んだのは味噌ラーメン・チャーハンセット。
席についたら何故か風来坊の手羽先も置いてありましたが(スタッフさんが用意してくれました)、名古屋といえば手羽先と味噌ですよね♪ 他にもどて煮やきしめんなど様々な名古屋飯があり、美味しく頂きました!
駐車場も凄く広く、サービスエリア自体も大きいので駐車に困ることがありません。是非行ったことのない方には、立ち寄ってもらいたいポイントです♪
次に向かったのはC【名港】です。
名港トリトンという言葉を聞いたことある方は多いと思うのですが、伊勢湾岸自動車道の東海ICから飛鳥ICの間にある3つの橋の愛称。
私はよく家から鈴鹿サーキットまで走る時に通るのですが、ここは風が強くて実は苦手区間なんです。でも3つの橋は赤、白、青とトリコロールカラーになっていて、ライトアップが行なわれたり、いつも綺麗なんですよね!
そんな橋と綺麗に撮れる場所があるので調べて行ってみると、到着時には沢山のスポーツカーがいました! ちなみに撮影した場所は名港西大橋をバックに撮れる木場南グラウンドCです。
撮影ポイントはここですが、この辺りを走ると伊勢湾や橋が見られるのでとても気持ちいいです。
先ほど話した猿投グリーンロードは山、この名港トリトンは湾ということで愛知県の有名な自然を満喫したのですが、最後に向かったのは「栄」です。
栄にはテレビ塔やオアシス21など名古屋の観光名所を調べると必ず出てくるスポット。
D【セントラルブリッジ】は栄から一駅先にある久屋大通駅にあるのですが、夜はライトアップされ、また久屋大通公園は最近リニューアルし、オシャレなお店やフェスもよく開催される都会の町です。
この日は充分自然の中を走って楽しんだので、ライトアップされた街中を最後に楽しみました。
他にも愛知県には沢山走って楽しい場所があるのですが、このムルティストラーダV4Sはどの場面にも似合うかっこいいバイクだと感じました!
さすが新世代アドベンチャーツアラー。どこでも走れるし、どこにでもはまっちゃうバイク。
是非気になった方は「Multistrada V4 Discover Japan Trip」でチェックしてみて下さい☆+°
【写真35枚】DUCATI「MultiStrada V4S」
撮影/関野温
DUCATI「ムルティストラーダーV4S」主なスペック・価格
ホイールベース | 1567mm |
シート高 | 810mm/830mm(可変式) |
最低地上高高 | 165mm |
装備重量 | 243kg |
エンジン形式 | 水冷4スト4バルブV型4気筒 |
総排気量 | 1158cc |
ボア×ストローク | 83×53.5mm |
圧縮比 | 14.0 |
最高出力 | 170PS/10500rpm |
最大トルク | 12.7kg-m/8750rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24°50' |
トレール | 102.5mm |
燃料タンク容量 | 22L |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70R19・170/60ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ330mmダブルディスク・Φ265mmディスク |
メーカー希望小売価格 | 293万円(消費税10%込) |