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【特集】最速
1960年代、世界一を競った猛者たち
1963 TRIUMPH T120 BONNEVILLE/1969 KAWASAKI 500SS KA/1969 HONDA CB750FOUR and more!
ライダーの心を躍らせるバイクたち。姿、性能、躍動感。このエモーショナルな「生き物」は、一朝一夕では登場し得ませんでした。繰り返し注ぎ込まれた、創り手の情熱により成し得たものなのです。
絶対性能において日本車が世界を席巻した、と言われて久しいですが、日本車は最初から君臨したわけではありません。小排気量車の生産から始まり、排気量を拡大しながら1950年代末から海外の舞台へ。その挑戦を受けて立ったのが、英国車をはじめとする外国モデルでした。大排気量4ストロークツインの王者に対し、日本メーカーはエンジンという根幹部分で異なる手法を採りました。量産市販車としては初といえる姿の心臓には、技術の粋と未来への思いが込められていたのです。その「至上」を今も堪能出来ることは、この上ないよろこびであり、日本車はもちろん、互いに競った外国車にも当てはまります。今回は真っ向勝負となった、1960年代のモデルたちに注目しました。
市川 仁が絶版車を斬る
SUZUKI GF250S
1980年代中期から起きたレーサーレプリカブームは、ほぼ全ての排気量クラスに波及しました。その中で4ストローク250ccといえば、TT-F1や耐久マシンの技術を採り入れた、直列4気筒エンジンを搭載したモデルが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。丸目2灯でフルカウルの、いかにもレーサーと言える姿……ですが、実はそこに至るまで各メーカーは様々なモデルを登場させていました。その一つが、スズキのGF250S。ハーフカウルで未来的&スタイリッシュな車体には、当時の最新技術を投入。かなりスポーティで、かつ幅広いライダー層に好評を得たのです。今回はそのスポーティな部分をサーキットを走って検証。今オーナーになると、結構注目されますよ!
マニアックバイクコレクション
ロードを走るのがメインのバイクライフだとしても、1台は持っておきたいのがオフロードモデル。普段は体験しない不整地を走るのも、実に楽しいですよね。車体は軽く、扱いやすく、気軽に乗れて技術的な違いも如実に感じられるのです。元々このジャンルが大好きな筆者が、独断で選んだ新旧オフロードモデルをご紹介します。
Nitty Gritty 現行車ニチギチレポート
GO!GO!バルカンズ
Kawasaki VULCAN S
多くのメーカーがモデル展開しているアメリカンやクルーザー。元々このジャンルが好きだった人はもちろん「飛ばすばかりじゃなく、どっしり構えてゆったりと走るのも気持ち良さそうだなぁ」と思うようになったベテランライダーにとっても、気になる存在ではないでしょうか。実はエンジンの仕様一つ見るだけでも、様々なタイプがあるんですよね。その中でカワサキのアメリカンといえば、バルカン。このシリーズは1980年代に生まれ、現行モデルは4ストローク直列2気筒650ccエンジンを搭載。カワサキは長らく直列2気筒を作り続けており、実績があるのです。クルージングは楽しく、かつスポーティ。この人気モデルの真髄は何なのか、探ってみました。
「雨は これから」東本昌平 第87話「勇者の帰還」
期待するから「勝手過ぎる」と思うのだろうか。自分に腹が立つ。
『ミスター・バイクBG』2023年2月号/定価:650円(税込)
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