2023年3月24日に開幕した「第50回 東京モーターサイクルショー」では、ヘルメットメーカーのブースも大人気。ヘルメットは車両以上にこの場で新製品がお披露目されている、ともいえます。この記事では、HJC、LS2、ジーロットの新作ヘルメットをご紹介!
文・写真:西野鉄兵
文・写真:西野鉄兵
LS2 HELMETS|エルエスツー ヘルメット
スペインのバルセロナに本拠地を構えるLS2ヘルメットは、日本では群馬県の株式会社セイデンが正規代理店を担っています。ブランド自体は2007年に始動し、瞬く間に欧米や日本にも浸透。デザインと機能性、カーボンを駆使したモデルも好評です。
4月発売の新作として公開されたのはこちらの「チャレンジャー C GT」のカーボンカラー。同製品はすべてカーボンモデルだったのですが、分かりやすいこのカラーは販売されておらず、新たにラインナップしたとのこと。インナーバイザーも備わった軽量ツーリングフルフェイスです。価格は税込5万8000円。
FIM&MFJ公認のレーシングフルフェイス「サンダー C GP」には、オプションパーツのリアスポイラーが新たに登場、2023年夏頃の発売予定。今後、このスポイラーが標準装備されたモデルが登場するかは、スポイラー単体の反響次第とも。
スーパースポーツマシンにウイングレットが備わるのが当たり前になったように、ヘルメットのスポイラーも最高峰モデルの常識となるのかもしれませんね。
さらに新製品「アドバント」シリーズもお披露目。あご部分が180度可動し、フルフェイスからオープンフェイスへと簡単に変形できます。インナーバイザーも搭載されていて、街乗りからツーリングまで重宝しそうです。導入時期や価格は未定。