ハンギングウオッチ
カラビナとかでベルトループとかに取り付ける、その名の通り吊り下げる時計。ナースウオッチとかも形状によっては広義のハンギングウオッチなのかも。
きっかけはワークマンで見つけたハンギングウオッチ。980円。
安いし文字盤もそこそこでかくて良い感じ。時計部分が好みにあわないのと、ベルトと時計の連結部がパイプに蓋を押し込んであるだけなのでちょっと不安。
これが思いのほか使いやすそうで気に入ったんだけど、どうにも時計部分が気に入らない。
そこで思いついたのよ。最近装着してないGショックのDW-5600をハンギング仕様にしたら自分的には最高じゃなかろかと。
ちなみにダイソーでもハンギングウオッチ、売ってた。110円。チープカシオみたいで、これはこれで潔くて良いけど、ちょっとシンプルすぎるかな。
というわけで、Gショックをハンギングウオッチ仕様にしてみるよ。
GショックDW-5600Eをハンギング仕様にしてみる
長年所有しているものの、腕時計を付けることが少ないので箪笥の肥やしになってたDW-5600E。
ベルト部分を交換するので、ラグ幅を調べないといけない。DW-5600Eはベルトがゴツイけど、ラグ幅は狭くて16mm。
で、買ったのがこれ。NATOベルトとバネ棒外しとバネ棒付きで約500円。カラーも選択可能だし、実にお買い得。
内容はこんな感じ。500円とは思えない出来の良さ。
付属のバネ棒はNATOベルト用なのか、かなり細かった。
金具はクリッパーとか金ノコで切るのが正解だと思う。
横着してディスクグラインダーでやったら固定はしづらいし、熱でベルトは溶けるしで散々な目にあった。
ディスクグラインダーで切れ目を作って引っこ抜けば良いと思ったんだけど、溶けたベルトと引っ付いて抜くのが大変だった。
ベルトの要らない部分をカットしたら、火であぶって溶かしておくとほつれにくいよ。
加工したベルトをGショックのラグにバネ棒で留めてみたけど、そのままだとぶらぶらしちゃう。
なので、ベルト同士を縫いわせるよ。適当な針と糸でやってみたけどベルトは硬いし不器用だしで、悲惨な縫い目になった。
ワークマンのハンギングウオッチからカラビナを流用して完成。
2カ所のバネ棒でつないでるので、1カ所こわれても大丈夫。冗長性ってやつですね。
DW-5600Eは見た目の割にラグ幅が狭いので、もっと太いベルトを使って加工した方が見た目は良いかも。
ズボンのベルトループに付けてカブにまたがってみた。
目線からだとこんな感じ。
トップスの裾に隠れるかもって思ったけど、予想外に見やすかった。
まとめ
腕時計と違ってグローブや袖に干渉しないので、思った以上に便利。なによりあまり使ってなかったGショックが身に着けやすくなって実に嬉しい。
ベルト部分の加工は、もっと効率の良い方法がある気もするので、より良い方法あったら教えてね。
レポート:若林浩志