大人気ツーリングラリーイベントSSTRに、今年も参加するよ。これまでの経験を踏まえたSSTRならではの必要なものをリストアップ。ルート選びに大事な日照時間なんかも調べたよ。あと、事前準備として周辺のご当地ラーメンやグルメもチェックしたのでご参考までに。

春のSSTRは、日照時間に恵まれてるから時間に余裕アリ

さてSSTR準備。まずは大事な日照時間。サンライズサンセットってくらいで、日の出と日の入りはめっちゃ大事だからね。

画像: 春のSSTRは、日照時間に恵まれてるから時間に余裕アリ

仮に5月20日で調べてみたよ。
国立天文台暦計算室によると、日の出は4時43分。日の入りは18時57分
つまり日照時間は14時間14分。朝は早いものの、その分かなり余裕あるね。

地域の寒暖差

画像: 地域の寒暖差

目的地である千里浜(羽咋市)と、道の駅 白川郷のある白川村の過去気温(2022年5月20日)を調べてみたよ。
道の駅 白川郷は、チェックポイントとして利用する人も多いし、周辺の中でも特に気温の低い地域だからね。

参照元は国土交通省気象庁の過去データ。

まとめると、こう。

2022年5月20日最低気温最高気温
石川県羽咋市17.3℃25.7℃
岐阜県白川村8.8℃23.1℃

最高気温はいずれも20℃以上な上、気温差も2.5℃程度なので、日中については雨さえ降らなければ特に気を付けなくても大丈夫そう。

ただ、最低気温に関しては14℃くらい違って白川村が8.8℃。帰路で日没を迎えてしまうと、結構寒さを感じるかも。

もう一点。日中であっても、山間部やトンネル内だともっと冷え込む。なので、それに合わせた防寒装備は必要になるよ。

上記の数値と、自分の出発地点での気温を調べれば、だいたいの予想が立てられるはず。

ちなみに前回(2022年5月28日)に参加したときは、明け方が14℃、日中が20℃前後。ただ、帰りは天気が良くて30℃くらいあった。寒暖差は結構凄いよ。

SSTR参加にあたって必要なもの

ゼッケンベース

ゼッケンの貼り付けが必要なので、それなりの面積を確保しないといけない。
スクリーンがあればよっぽど大丈夫。そうじゃない人は早めに貼り付ける場所を検討しておいた方が良いかも。

画像1: ゼッケンベース
画像2: ゼッケンベース


SSTRルールブック

これは非常に大事。ゴール時の賞品引き換えにも必要だからね。道の駅でスタンプを押したりもできるので、出しやすい場所にしまっておくのが肝要ですよ。

画像: デイトナのシートバッグだと天面に隠しポケットがあって収納便利

デイトナのシートバッグだと天面に隠しポケットがあって収納便利

画像: キャンプとかで荷物をたくさん積んでる場合は、サイドバッグに入れとくのも吉

キャンプとかで荷物をたくさん積んでる場合は、サイドバッグに入れとくのも吉



サイドスタンドの下敷き

SSTRというよりは、千里浜で停車するのに必要。市販のサイドスタンド用サポートでも良いし、木の板とかでもオッケー。
もちろん、サイドスタンドに装着するタイプでも問題なし。

詳しくはコチラ

SSTRならではの持ち物はこれくらいかな。お次は道中について。

道の駅について

SSTRは下道が楽しいと思うんだけど、そうなると道の駅には何度も立ち寄ることになるのよね。チェックポイントだから。

実際走った印象として、「どの道の駅に立ち寄るか」というのは、工程の中でかなり大きな要素になるのよ。

なので自分のルートにあった立ち寄り道の駅を調べるのが大事。特に営業時間とレストランの有無ね。そうした調べものには道の駅連絡会HPが役に立つよ。

あと、道の駅のアプリもあるよ。

道の駅でランチをするのが一般的だとは思うんだけど、せっかくの長距離ツーリングなので地域のものを食べたいじゃん。ご当地グルメはめちゃ種類が多いので、石川周辺のご当地ラーメンを調べてみるよ。ラーメンは正義。

石川県周辺(富山県・岐阜県・福井県)のご当地ラーメン

出発地点はひとそれぞれだけど、太平洋側から千里浜に到着するためには必ず富山県岐阜県福井県のいずれかを通過する必要があるのよね。

地図でいうとこんな感じ。

画像: 石川県周辺(富山県・岐阜県・福井県)のご当地ラーメン

なので、道中の参考のために富山県、岐阜県、福井県のご当地ラーメンを調べてみた。

富山県/「富山ブラック」

その名の通り黒いスープが特長。元々は労働者向けに醤油を濃くしてチャーシューをたっぷりいれたもの、とのこと。

中でも元祖といわれてるのが大喜。

富山ブラックを食べられる道の駅

道の駅メルヘンおやべにも富山ブラックラーメンというメニューがあるみたい。HPにメニューがのってないので要確認。

ちなみに「高岡グリーン」とか「おやべホワイト」とか、「入善ブラウン」とか「入善レッド」とかのご当地ラーメンもアリ。これらをカラーラーメンと呼ぶのだとか。



岐阜県/「高山ラーメン」

飛騨高山ラーメンとも言われてて、タレとスープを同時に煮込むのが特長。ただ、お店ごとに違いがあるので、「特定の作り方やトッピングでないとダメ」ってものではないみたい。

高山駅近くの麺屋しらかわというお店が人気らしい。ミシュランガイドにも載ったとか。

我が家で人気なのが豆天狗。スーパーでスープ売ってたりするんだけど、めっちゃ美味い。大好き。

高山ラーメンを食べられる道の駅

ネットで調べていると、「道の駅ななもり清見」、「道の駅 飛騨たかね工房」、「道の駅大日岳」などで高山ラーメンを食べたという記述を見つけることができるけど、公式のメニューは見つからず。これまた要確認。



福井県/「敦賀ラーメン」

敦賀駅前のラーメン屋台からはじまった敦賀ラーメン。スープなどに明確な定義はなく、「敦賀駅から10分ほどの国道8号線沿い」に並ぶラーメン屋台の総称という感じ。まさにご当地ラーメンですね。今でも屋台が並ぶらしいけど、当然夕方とか夜から始まるので夕飯になっちゃうね。

でも、屋台が並ぶのは映えそうなので、ぜひ行ってみたい。

その中でも、屋台からスタートして店舗を構えている一力は、営業時間が長くて行きやすそう。ミシュランガイドにも掲載された人気店ですよ。

敦賀ラーメンを食べられる道の駅

敦賀駅前にある国道8号線沿いのラーメン屋ということから、提供してる道の駅はみつからなかった。

石川県の食材、郷土料理

最後はSSTRゴールの千里浜を擁す石川県ご当地グルメ。

なんだけどこれがとにかく種類が多いのよ。日本海だから海の幸はもちろん、ブランド牛とかもあるし、B級グルメや歴史あり調理法とかもあったりで、全然絞り切れない。まずは食材。

石川県の食材

食材で抑えておきたいキーワードとしては能登牛(のとうし)加賀野菜。海鮮は豊富すぎて絞り切れないけど、輪島ふぐのどぐろ能登牡蠣あたりは特に気になる。

あと、5月のSSTRだと旬を外しちゃうけど、冬のSSTRなら加納ガニ・香箱ガニは抑えておきたい。



石川県の郷土料理

石川県の郷土料理に関してはこちらを見てみてね。いわゆる加賀料理の店にいけばある程度は抑えることが出来そう。宿泊地のそばに和食屋さんとか日本料理屋さん、小料理屋さんとかがあったら、ぜひ。

石川県のご当地メニュー

個人的にはここが本番。道中や到着後にぜひ行ってみたい。

金沢カレー

金沢カレーといえばここ。カレーのチャンピオンのチャンピオンカレー。フォークで食べることができるくらいの濃度の高いルウや、付け合わせのキャベツ、ステンレス製のお皿が特長。

金沢カレーの歴史については同社の下記ページがめっちゃ詳細でお役立ち。



金沢おでん

金沢おでんは定義がはっきりしていて「地元金沢の食材を使っていることと、年間を通して食べることができる」というおでん。おでんのタネは金沢だけあって魚介が活きてる。

金沢おでんの店はたくさんあるけど、加賀料理も楽しむことのできる「あまつぼ」を。



8番らーめん

金沢出身の人に聞いたら、いの一番に出てきたのが「8番らーめん」。ソウルフードってやつですね。店名の由来は国道8号線から。8号線由来というと敦賀ラーメンを思い出すけど、距離はかなり離れてる。



すしべん

すしと弁当を購入できるからすしべん。
2021年、初めてSSTRに参加したときに食べて以来の虜ですよ。美味いし安い。最高。ファン過ぎて正常な判断が出来ない。

画像: 2021年のすしべん。道の駅 なかじまロマン峠にて

2021年のすしべん。道の駅 なかじまロマン峠にて

画像: 2022年のすしべん。八幡のすしべん一の宮店にて

2022年のすしべん。八幡のすしべん一の宮店にて

最高です。

道の駅 なかじまロマン峠でも食べることができるよ。

まとめ

SSTRに限らず、下調べをするとロングツーリングはもっと楽しくなる気がするので、ご参考になれば幸い。散々調べたことを、当日はまるで無視して適当に走るのも楽しいよ。

レポート:若林浩志

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