工具とかチューブ交換アイテムを常に持ち歩きたいのよ
以前、デイトナのキャンプシートバッグSYSTEMにミリタリーアイテムを活かしたツールバッグを装着してみたんですよ。ギミック感あって、めっちゃ気に入ってる。
シートバッグSYSTEMはめちゃめちゃに拡張性があるのでこういう楽しみ方もできるのよね。この時は車載工具のみで、予備チューブとかは入れてない。
これではこれで最高なんだけど、キャンプシーン以外の普段使いでもツールバッグを常用したいな、と思ったのよ。
さらにいえばカメラとかの荷物を積むかもなので、できるだけキャリア天面は開けておきたいし、なんなら予備チューブとかタイヤレバーも入れてパンクにも対応できるようにしたい。
そこで見つけたコレ。デイトナのヘンリービギンズサドルバッグDHS-22。
デイトナのシートバッグは容量や素材、形状でめちゃめちゃ種類が多いので、詳しくはコチラ。
その中でもDHS-22はシリーズ最小容量の6リットル。大容量のサイドバッグはものすごく便利なんだけど、ツールバッグとしてさらっと使いたいので、あえての6リットル。これが凄く収まりが良いのよね。
ヘンリービギンズサドルバッグDHS-22
まずは見ためから。ヘンリービギンズは一部シリーズにグリーンが用意されてるのよ。黒も間違いがないんだけど、個人的にはグリーンが好き。かっこいいじゃん。
サイズは横幅300mmで縦が200mm。なので、長さ290mmくらいまでのものは入りそう。
側面部には、PALs/MOLLEウェビングが2列2本。これがあるとめちゃめちゃ便利。カラビナとかを付けといても良いし。
ウェビングについて詳しくは過去記事を見てもらえると嬉しいな。
背面部。取り付けポイントが4カ所あるし、サイドバッグサポート差込スリットもあるので、装着の自由度は相当高そう。
サイドバッグサポートを差し込むためのスリットは、中に板が入ってるのか、かなりしっかりした構造。
上側の取付金具には、車体を傷つけないための保護布も。気が効いてる。
下側のコーナーにもベルト通しが付いてるので、これらを活用すればしっかりとホールドできそう。
おつぎは収納部分。ファスナー付き収納部だけでなく、薄物を入れるポケットも装備されてる。
しっかりとした形状の秘密はコレ。樹脂板が背部分に入ってる。樹脂板集部は面ファスナーで閉じられてる。レインカバーを入れるのにちょうど良さそう。
底部分には帆布が使われてて、マフラー熱で溶けにくくなってる。
付属品はこんな感じ。レインカバーと樹脂アジャスター付きベルトが2本、金具付きベルトが2本用意されてる。長さも違うので、車種に合わせてうまいこと活用できそう。
装着してみるよ
サイドバッグ(サドルバッグ)の装着には、サイドバッグサポートがあると安心。
サイドバッグサポートについては過去記事にまとめたので良かったら見てね。
古いカブ、いわゆる鉄カブには専用のサイドバッグサポートがほぼ存在しないので、自分はご近所さんに作ってもらったサイドバッグサポート兼ゼッケンプレートを愛用してる。
装着するとこんな感じ。中身はまだ空っぽ。
取付方法の自由度が高いので、もっと良い取り付け方があるかも。
レインカバー装着。背面部からタイヤが巻き上げた水がかかりそうだけど、樹脂板が入ってるから意外と平気なのかも。
ウェビングにはライトポーチを装着してみた。ボトルポーチとかも装着できそうだけど、重さとか干渉が気になるのでこれくらいが安心。見た目のおさまりも良いし。
ピカーン。
工具やチューブ類を入れてみるよ
工具くらいなら余裕で入るんだろうけど、今回は出先でパンクした時のために、前後タイヤを取り外し可能な工具と、タイヤ交換するための道具、さらに交換用チューブを入れてみるよ。
内訳はこんな感じ。
- 前後タイヤを外す工具
- チューブ*2
- 結束バンド
- ビードワックス
- バルブガイド
- タイヤレバー*2
- 空気入れ
- エアゲージ
- バルブエクステンション(L字)
注意点として、内寸がだいたい290mmくらいなので、タイヤレバーとか空気入れはなるべくコンパクトなものにした方が良さげ。
DRC PROタイヤレバーの230mmは、タイヤレバーとしても使いやすい上にコンパクトでオススメ。260mmでもバッグには入るんだけど、なるべく軽くしたいからね。
重量も実測で約125gなのでかなり軽い方じゃないかな。
空気入れはパナレーサーやブリジストンモバイルポンプだと300mm以上あって入らない。
なのでこういうコンパクトなものが良いよ。
タイヤを脱着用の工具だけど、自分のカブ90の場合はこれだけあれば前後タイヤを外すことは可能なはず。17-19、14-17、10-12、8-10に23mm対応可能なモンキーレンチ。8-10は薄型スパナ。これはチェーンアジャスターのダブルナットを締めるため。10-12の薄型の方が良かったかも。
車種や年式によってボルトナットのサイズが違うので、このあたりは自分のバイクに合わせてね。
全部入れて容量の8割くらい。内容物の重量はざっくり1.5kgくらい。バッグの最大積載重量が2kgなので、まだ余裕。
まだ結構入りそうなので、予備プラグやプラグレンチに予備レバー、あとは六角棒レンチ、プライヤー、ドライバーあたりを入れると便利っぽい。
そのまま入れるとバッグの中でごちゃごちゃになっちゃうのよね。出先で紛失するのもイヤだし、いざという時に見つからなくてパニックなるのもアレなので、軽量なポーチでアイテムごとにまとめておくと使いやすいよ。
オススメは百円ショップSeriaの新商品、GUSSET POUCH。めちゃめちゃ使いやすい。検索しても出てこないけど、人気YouTuberの動画でも紹介されてたから、早めにおさえておくと吉かも。
あと、万が一に向けてムシをバルブガイトに引っ付けておいた。
まとめ
最小容量の6リットルでも予想以上に色々入って使い勝手が良い。よく考えたらそうだよね、6リットルってことは牛乳パック6本分。そう考えるとかなりの容量だよね。
ショアジギングとかのルアー釣りだったら、タックルボックスとしてもいけそう。
どうせサイドバッグを装着するなら大容量にしたくなる気持ちもあるけど、敢えてのコンパクトサイズも凄く良いよ。
レポート:若林浩志