段違いの速さを見せつけた水野が圧勝、85/150クラス

画像: 水野零埜(#80)

水野零埜(#80)

ミドルコースで行われたヒート1、ホールショットを決めた水野零埜がすぐに独走状態に持ち込みます。他のライダーのラップタイムと比べると7秒以上の差をつけて走行。コンディションが完全に回復していない影響で、レース後半には転倒してしまう場面もありましたが、後方との差がかなり開いていたため余裕を持って復帰していきます。エンジン音が会場全体に響き渡る開けっぷりの良さは見ている側も気持ち良いほど。なんと3番手のライダーまで周回遅れにして優勝し、ずば抜けた速さを見せつけました。

また、ヒート2とヒート3はフルコースを使用してのレースとなりました。コーナーや長いストレートが特徴的なこのコースでは、いかにスピードを乗せられるかが勝利の鍵。水野はスピードを殺すことなく滑らかにコースを駆け巡り、3ヒートとも圧勝。

画像: 小島遥(#33)

小島遥(#33)

一方、2番手を走行していた小島遥も安定したライディングを見せていきます。転倒もせず、自分のペースを落とすことなく走り切り2位を獲得。水野との差はあったものの、ライディングの安定感は今後トップ争いに加わることを期待したくなります。

画像7: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

「水野選手が圧倒的に速かったですね。特にスピードの乗せ方が別格で、常にアクセルを全開にして、ジャンプやコーナーもずっとスピードを乗せる走りをしていて、速かったなと感じました。差がかなり開いていましたが、他のライダーたちも刺激を受けてさらにレベルアップしてくれたらと思います」

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