俺の愛車はカワサキ「GPz750F」。ボロボロの状態で購入してからコツコツと修理してきたお気に入りの1台。売る気はないけど、いま売ったらナンボで買い取ってくれるのか? 気になって眠れないので、2023年3月にオープンしたばかりのバイク王 茅ヶ崎絶版車館で査定してきたぞ! さて俺のGPzはハウマッチ!?
文:黒田健一/写真:関野 温

バイク王 茅ヶ崎絶版車館とは?

画像: バイク王 茅ヶ崎絶版車館とは?

神奈川県の茅ヶ崎に絶版車が100台、そこは名車のミュージアムだった!

いつみても美しい俺の愛車、ライムグリーンのGPz750F。相思相愛の深い関係なのでまったく売る気はないけれど、中古市場でどのくらいの価値があるのかを知りたくて、2023年3月にオープンしたばかりの「バイク王 茅ヶ崎絶版車館」へ、遊びに行ってきた!

絶版車館の近辺は大型のバイクショップが店を構える有名な地域で週末は多くのライダーたちが訪れる。そんな大通りにある絶版車館に到着すると、1981年式ホンダCT110 が入口でお出迎え。新車かと思ったくらいの極上車だった。

早速店内に入るとそこは絶版車のパラダイス。まるでタイムスリップしたかのように、名車という名車が100台近くも展示されている。しかも見た目のコンディションはすべて極上なので、当然お触り厳禁かと思いきや、案内していただいた岡本店長から耳を疑うような言葉が、「車両に跨ることも、エンジン音も聴くこともできます」というから驚きだ。

しかも目が飛び出るような高額車だけでなく、100万円前後の絶版車も多数展示してあるのが嬉しい。ミュージアム感覚で気軽に訪れることができるので、是非、遊びに行ってね!

販売車両をチェック

4台で1600万円オーバー

画像: キングオブ絶版車の四天王ももちろん展示されていた。ホンダ「CB750F」の足まわりはかなりカスタムされていたけどコンディションは良さそうだ。

キングオブ絶版車の四天王ももちろん展示されていた。ホンダ「CB750F」の足まわりはかなりカスタムされていたけどコンディションは良さそうだ。

2ストマシンも多数展示

画像: 手前左のヤマハ「RZV500R(51X」)は328万円。奥のカワサキ「500SS(H1E)」は289万8000円。ホンダ「NSR250R SP ロスマンズ(MC21)」は249万8000円。

手前左のヤマハ「RZV500R(51X」)は328万円。奥のカワサキ「500SS(H1E)」は289万8000円。ホンダ「NSR250R SP ロスマンズ(MC21)」は249万8000円。

奇跡のワンオーナー車 !

画像: 1985年式ホンダ「CBR400F F2」は、奇跡のワンオーナー車(378万円)。これ大好きだったな〜。

1985年式ホンダ「CBR400F F2」は、奇跡のワンオーナー車(378万円)。これ大好きだったな〜。

売約済み!

6気筒のCBX1000は売約済みだった。

K0に砂型と金型があるって知ってた!?

画像: 1969年式ホンダ「CB750FOUR K0」は2台展示してあり、1台は希少な砂型エンジンで780万円。もう1台は金型モデル。同時に見たのは初めて。

1969年式ホンダ「CB750FOUR K0」は2台展示してあり、1台は希少な砂型エンジンで780万円。もう1台は金型モデル。同時に見たのは初めて。

画像: 砂型

砂型

画像: 金型

金型

最高値の車両

画像: 茅ヶ崎絶版車館の最高値の車両は、1979年式 カワサキ「Z750FX D2」。ホイール、リアサス、マフラーなどがカスタムされて959万8000円。

茅ヶ崎絶版車館の最高値の車両は、1979年式 カワサキ「Z750FX D2」。ホイール、リアサス、マフラーなどがカスタムされて959万8000円。

画像1: 最高値の車両
画像2: 最高値の車両

ピカピカのSDR200!

画像: 1987年式 ヤマハ「SDR200」は91万8000円。今でも欲しい1台。その奥にあるゴロワーズ・ヤマハカラーの1986年式 TZR250は99万7000円。カウルの状態も最高だった。

1987年式 ヤマハ「SDR200」は91万8000円。今でも欲しい1台。その奥にあるゴロワーズ・ヤマハカラーの1986年式 TZR250は99万7000円。カウルの状態も最高だった。

100万円前後の車両も多数展示!

画像: 2000年前後のゼファーやXJRなどの400ネイキッドもたくさん展示してある。価格も100万円台と比較的購入しやすいプライスなので、一番人気のあるイチ押しのクラスだという。

2000年前後のゼファーやXJRなどの400ネイキッドもたくさん展示してある。価格も100万円台と比較的購入しやすいプライスなので、一番人気のあるイチ押しのクラスだという。

ドレミコレクションのTYPE-Xも展示中

画像: 以前、東京モーターサイクルショーで話題になったドレミコレクション のCB400SF TYPE-Xも展示してあった。見た目はまんまCBX400F。

以前、東京モーターサイクルショーで話題になったドレミコレクション のCB400SF TYPE-Xも展示してあった。見た目はまんまCBX400F。

画像3: 最高値の車両

金ピカのゴールドモンキー

画像: 1984年式 ゴールドモンキー 6Vの走行距離は、なんと1km! どっから見ても新車。価格は65万8000円。その隣には銀メッキ仕様の12Vのゴリラも展示されていた。

1984年式 ゴールドモンキー 6Vの走行距離は、なんと1km! どっから見ても新車。価格は65万8000円。その隣には銀メッキ仕様の12Vのゴリラも展示されていた。

愛車のGPz750Fはいくらになるのか?

「上限買取価格はズバリ50万円後半です!」

画像: 愛車のGPz750Fはいくらになるのか?

さ〜今回のメインイベント!「俺のGPz750Fはハウマッチ!?」企画の結果発表です。店長の岡本さんは、このGPzを見た瞬間に「このままここに置いていってください」と太鼓判を押してくれたほどのコンディション。そうでしょう、そうでしょう、ピカピカですから。

で、1984年式 GPz750Fの上限買取価格は、なんと50万円台後半。でっ! 俺のGPzは…ホニャララ万円。俺の予想を遥かに超えた金額だったけど、絶対に売らないも〜ん。

画像1: 俺のGPz750F、ハウマッチ!? 突撃取材、バイク王 茅ヶ崎絶版車館
画像2: 俺のGPz750F、ハウマッチ!? 突撃取材、バイク王 茅ヶ崎絶版車館

バイク王茅ヶ崎絶版車館

神奈川県茅ヶ崎市下町屋1-10-26

画像3: 俺のGPz750F、ハウマッチ!? 突撃取材、バイク王 茅ヶ崎絶版車館

2023年3月21日、バイク王は全国で2店舗目となる絶版車専門店「バイク王 茅ヶ崎絶版車館」をオープンした。店内には貴重な絶版車からリーズナブルなモデルまでを約100台展示中。

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